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3 9. ページ39

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「 え？ ああ、なに？ 」

『 やっぱり、有紗じゃダメですか.. ？ 』


真っ直ぐ見つめ、俺から視線を外さない
有紗ちゃんの言葉の意味を 理解するのに
どのくらいの時間が掛かったのだろうか.

有紗ちゃんから告白されたのは、
一ヶ月程前だったと思う.

俺は勿論、彼女がいる と伝えお断りした.

それでも 好きだ と告白してくる有紗ちゃんに、
嬉しさ半分、面倒臭いとも思った.

面倒臭いことを、更にこじらせるのも
面倒だし、俺は このことをAには
伝えなかったし、それが一番だと思っていた.




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作者名：すまめ | 作成日時：2016年7月28日 22時

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