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行事が終わっても、落ち着く暇も無く.
数週間後に控えた 推薦入試に
焦りを感じていた私の元に
同じクラスの子がやってきた.
『 ねえ、最近 草川くんと
うまくいってないの? 』
それは、突然のことで
「 え?
普通..だと思うけど、 」
うまくいってるか、いってないか
なんて聞かれたら よく分からなかった.
電話は、元々そんなにする方じゃないし、
メールも したい時にする.
拓弥も 勉強と部活で忙しいし、
私も もうすぐ試験を迎えていて、
デートなんて する暇ない.
だから、 よく分からない.
それだけのことだけど.
周りの子から、上手くいっていない様に
見えるのなら 上手くいっていない様な気がして、
『 そっか!
大丈夫なら、いいんだけどさ! 』
その子が居なくなってから、
胸の中のモヤモヤは 消えることが無かった.
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作者名:すまめ | 作成日時:2016年7月28日 22時