今日:12 hit、昨日:1 hit、合計:100,281 hit
小｜中｜大
O3. ページ3
.
あの日からもうすぐで 、
2週間が経とうとした頃だった.
『 ..ちょっといい？ 』
休み時間が終わり、お昼ご飯を
食べようと お弁当を
取り出している時だった.
背後からの声に また、
心臓が飛び跳ねる.
「 は、はいっ.. 」
振り向いた先には 顔を
真っ赤に、でも どこか
寂しげな表情の 草川くんがいた.
話があるから と呼ばれたのは
人通りの少ない渡り廊下.
『 あの時の.. 』
１分だっただろうか.
いや、もっと短かったかもしれない.
それでも 長く 重たい 数十秒の沈黙を
先に破ったのは、草川くんだった.
「 え？ 」
『 あの時の、
..ちゃんと 伝わってた？』
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 249人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：すまめ | 作成日時：2016年7月28日 22時
