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拓弥side.
部活が終わり、辺りはもう
真っ暗になっていた.
『 ..__になったから. 』
まだ スパイクや、練習着を
片付けている俺に、
そう言ったのは、サッカー部の
キャプテンであり 親友の海だ.
俺に聞こえるか、聞こえないか
くらいの声は もちろん他の部員には
聞こえていなくて、相変わらず
部室は賑やかだった.
「 は？ 」
耳を近づけて聞き返すと、
『 だから、夏海と付き合うことになった！』
さっきより、大きめの声で
海は そう言った.
「 あ〜.. おめでとう. 」
普段から仲良い2人からして、
あまり驚くこともなかった.
それより、親友が 俺の彼女の親友と
付き合うということが、いかにも
少女漫画で 可笑しくて 驚いた.
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作者名：すまめ | 作成日時：2016年7月28日 22時
