仮面62枚目 ページ39
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「刺します」
トガが投げたナイフをかっちゃんがかわしたと同時に7対1の戦闘が始まった。
Mr.コンプレスの圧縮でかっちゃんを連れて行こうとするが、そう簡単にはいかなかった。
「っ！」
かっちゃんはMr.コンプレスを特に警戒していて、コンプレスが少しでも近づくと爆破を喰らわせ、なかなかコンプレスの個性を発動することができなかった。
「……ｸｿｯ」
『……』
もろに爆破されるMr.コンプレスと違って私には、目の前で爆破するだけで当てにこなかった。
むしろ、数歩下がってから爆破するほどだった。
『(わざと…当てに来ない…？)』
ああ。怪我させたくないのか。
それなら、無理に突っ込んでも私に爆破が当たることはない。
それに、かっちゃんの個性は両手からしか出ない。だったら…
『片足ぐらい___「来い！！」？！』
あと少しでかっちゃんに触れる寸前のところで頭上から聞いたことのある声が聞こえてきた。
声が聞こえた方を見ると頭上に飯田、緑谷、そして声の主の切島がこちらに手を伸ばしていた。
「っ…！」
『何でここに…』
視線がそっちに集中していると、突然かっちゃんに左手首を掴まれた。
「てめェも来い。」
彼はこっちを見向きもせずそう言い放ち、爆破によって私の体は浮かび上がった。
『…は？』
「バカかよ」
そして爆破させていた手で切島の手を掴んだ。
『ｯ離せ！！』
個性を使おうと、右手で近くにあった飯田の足を触れようとすると、触れる前に手首を切島に掴まれた。
「A！気づいてやれなくて悪かった！
ちゃんと話聞くから！皆で一緒に考えるから！
だからこんなことはやめよう！」
『うるさいｯ！私がどう生きようがお前らに関係ないだろ！だから離せッ！』
「落ち着くんだ！Aくん！」
なんとか離れようとするも、個性なしの私には到底男の力には敵わなかった。
「っだ！？」
「「『！！』」」
「Mt.レディ！」
「救出…優先…行って…！バカガキ…」
『ｯコンプレス！』
コンプレスがかっちゃんと私を連れ戻すためにマグネの個性で飛んできてくれたが、Mt.レディのによって防がれた。
「…ああ！！グラントリノ！」
マグネたちがもう一度立て直そうとすると、今度はグラントリノと呼ばれたヒーローによってトゥワイス、スピナー、マグネの3人が気絶させられてしまった。
その瞬間、私は頭が真っ白になった。
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ココア(プロフ) - カイセイさん» コメントありがとうございます！お待たせしました…！ (2022年4月21日 19時) (
レス) id: c02015ea5f (このIDを非表示/違反報告)
カイセイ - 更新きちゃーーー！！！！ (2022年4月1日 17時) (レス) @page43 id: 7be9c28f97 (このIDを非表示/違反報告)
カイセイ - 更新待ってます、、、 (2022年3月15日 15時) (レス) @page40 id: 7be9c28f97 (このIDを非表示/違反報告)
ココア(プロフ) - 冷燈（れいひ）さん» コメントありがとうございます！なるべく早く更新できるように頑張ります！！ (2021年12月30日 1時) (レス) id: c02015ea5f (このIDを非表示/違反報告)
冷燈（れいひ） - めちゃくちゃ、面白かったです。更新頑張ってください♪ (2021年12月24日 3時) (レス) @page28 id: d89adcd8f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ココア | 作成日時：2021年5月27日 11時
