仮面27枚目 ページ34
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あのあと学校を早退し体育祭は宣言通り爆豪が一位になった。
その後、学校には行ったり仮病で休んだりを繰り返していた。
そしていつのまにか雄英の1年は職場体験期間に入っていた。
ヒーローになる気はさらさら無い私は体調不良を装って家で何もせずに過ごしていた。
職場体験が3日目の夕方に入った時、黒霧が家にワープしてきた。
「クプラ。死柄木とあなたに会わせたい人がいます…」
そう言われアジトのBARへと繋がるワープゲートを抜けると、背中や腰にナイフを大量にしまっていて、目の部分だけを切り抜いた布で目元を隠している男が弔と対峙していた。
私は少し離れて立ったままカウンターにもたれ掛かり2人を傍観する。
「なるほどなァ…お前たちが雄英襲撃犯…その一団に俺も加われと」
「ああ頼むよ悪党の大先輩」
『…誰？』
「あの方はヒーロー殺し、ステインです」
私が聞くと黒霧がこっそり教えてくれた。
『ステイン…ああ、あの強盗犯が言ってた奴だ』
あの強盗犯というのはUSJのチンピラを集めるときにヒーローに追い詰められていたところを助けた2人組のこと。
「……何故雄英の奴がここにいる…」
『雄英生がここにいるんじゃなくて敵が雄英にいるの。面白いでしょ？』
「………贋物が」
『はぁ？』
「………目的は何だ」
ステインは私の方を冷たい目で睨んだ後、すぐに視線を弔に戻した。
「とりあえずはオールマイトをぶっ壊したい。気に入らないものは全部ぶっ壊したいな。こういう餓鬼とかもさ…全部」
そう言って弔が緑谷の写真を見せる。
「興味を持った俺が浅はかだった…お前は…ハァ…俺が最も嫌悪する人種だ」
「はあ？」
「子どもの癇癪に付き合えと？ハ……ハァ…信念なき殺意に何の意義がある」
ステインがナイフを取り出そうと柄に触れる。
「先生…止めなくて良いのですか！？」
[これでいい！答えを教えるだけじゃ意味がない。至らぬ点を自身で考えさせる！成長を促す！"教育"とはそういうものだ]
テレビから先生の声が聞こえてきたかと思うとステインが黒霧に切りつけ私にも切りかかってきたがギリギリで避け最後に弔を倒れ込ませ肩を刺した。これは僅か3秒の話だった。
「何を成し遂げるにも信念…想いが要る。ない者、弱い者が淘汰される。当然だ。だから
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ココア(プロフ) - 孔雀さん» "お名前"と書いてるすぐ下の"苗字、あだ名の設定が可能"というのが使わないので消したいんです…！ (2021年8月17日 18時) (
レス) id: c02015ea5f (このIDを非表示/違反報告)
孔雀(プロフ) - 文字変換ルールというのは名前変換のことでしょうか？ (2021年8月16日 18時) (レス) id: 3ff2a4c3bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ココア | 作成日時：2021年4月12日 21時
