みちのさきにあるもの。

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〜ヨツバ〜


シルクに告白された。
これで2回目。

前回と違うのは私の気持ち。

前は嬉しくて嬉しくて仕方なかった。
今は…どうして良いのか分からない。

だからなのか分からないけど、マサイくんを見つけた途端にシルクから逃げてしまった。


マ「…ヨ、ヨツバちゃん？」

ヨ「ごめんっ…今は、こうしたい。」

マ「それなら…ここじゃなくて、校舎に入ろう？」


優しく受け止めてくれて、さらに人目まで気にしてくれて。至れり尽くせりな彼。

気づいてた。
私、マサイくんのことが好きだって。

シルクには出来なかった、甘えるということ。マサイくんは優しいから、つい甘えてしまう。

それなのに。

シルクに再び告白されて、心の中にモヤがかかった気がした。

気づかないふりしてた。
私、まだシルクのこと気にしてるって。

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