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エピソード66 ページ45

…そんな時、聞こえなかったはずのラギー先輩がニヤリと笑い、わざとらしくリドル先輩に問いかけてきた。

ラ「あれれ〜?
リドルくん、マジカルペン無しにそんな強い魔法使って大丈夫ッスか〜?」

リ&ユ「……えっ?」

慌ててリドル先輩の胸ポケットを見ると、そこに差し込んでいたリドル先輩の赤いマジカルペンが確かに無くなっている。

リ「…あ、あれ!?
ボクのマジカルペンが無い!」

ユ「い、いつの間に…!?」

グ「おい、ケイト!オマエのマジカルペンもねぇんだゾ!」

ケ「うそっ!まじで!?」

ケイト先輩まで!?

ラ「シシシッ!
アンタら、さてはお坊っちゃん育ちッスね?
懐ガラガラ隙ありすぎ。簡単に取れちゃったッス」

ラギー先輩は独特の笑い声で手を振る。
その手には、リドル先輩のマジカルペンとケイト先輩のマジカルペン握られていた。

グ「ふな"っ!?アイツ、いつの間に魔法を使って2人のマジカルペン盗んだんだゾ!?」

驚くグリムに、険しい顔のAちゃんが答える。

「いいえ、此れは魔法ではありません。
ラギーさんが直接盗んだんです!」

うそっ!?全然気づかなかった…!

ラ「こんなの魔法使わなくても余裕ッスよ!
にしても、こんなのに今頃気づくなんて、もしかしてAちゃん感覚鈍っちゃったんスかぁ?」

ラギー先輩が挑発的にAちゃんへと笑いかけると、彼女は悔しそうに口を閉じている

「……」

ラ「…ってわけで、こんなところでボコボコにされちゃたまんないんで、退散させてもらうッス!
ばいばーい♪」

そう言った瞬間、ラギー先輩は駆け足でその場から逃げていってしまう。

グ「コラー!待つんだゾーー!」

ユ「に、逃げ足早っ!?」

リ「くっ…!待て!止まらないと首をはねるよ!
[オフ・ウィズ……]」

リドル先輩がユニーク魔法の詠唱を唱えようとすると、ケイト先輩に慌てて止められた。

ケ「ちょっと待った。リドルくん!
やっと体からブロッドが抜けたばっかりなんだから、ダメだって!」

ユ「そうですよ!
ここは私達が捕まえます!あと二人のマジカルペンも…」

正直捕まえられる保証は無いけど!



…そんな時、ラギーにが走る廊下の向こう側から、エースとデュースが歩いてきた。

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布教する猫(プロフ) - その発送はありませんでした……確かに可愛い!!宇琉夜ハルさんコメントありがとうございます! (3月27日 10時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
宇琉夜ハル(プロフ) - エピソード40を見ているとウツボのエラを掃除しに行く小さいエビを思い出してすごく可愛かったです! (3月27日 10時) (レス) @page20 id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - ありがとうございます!!頑張ります!!゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚ (2022年3月25日 17時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
ふりぃわいはい(プロフ) - すごい面白いです!更新楽しみにしています!(///∇///) (2022年3月25日 17時) (レス) @page22 id: ca558b45f8 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - 気軽にご感想をお書き下さい (2022年2月7日 19時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:布教する猫 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs yue1  
作成日時:2022年1月7日 0時

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