エピソード39 ページ19
ユ&主「「…金魚ちゃん？」」
……って、誰？
「…
リ「うっ、見つかった！」
リドル先輩は明らかに嫌そうな表情を浮かべた。
たれ目の人はそんなの気にしない……それどころか見えてないらしく、早口で嬉しそうに喋りかけてくる。
？「金魚ちゃん、こんなところでなにしてんの？かくれんぼ？面白そうだね」
…金魚ちゃんってリドル先輩の事！？
リ「フ、フロイド。ボクのことを変なあだ名で呼ぶのはやめろと何度言わせるんだい？」
ふろいど……って事は、このたれ目の先輩があの双子の中で一番近づきたくない人か……。
……なんか、分かる気がする……
私はなんとなーくAちゃんを背中で隠した。
フ「だって、小さくて赤いのって、金魚でしょ？」
グ「なんか、変なヤツなんだゾ」
フ「わー！喋るネコだ！おもしろ〜い！
ねぇねぇ、ギュッて締めていい？」
グ「し、締める！？
やめるんだゾ〜！」
フロイド先輩に怯えたグリムは、そそくさと私の後ろに隠れた。
私は両手を広げ、背がでっかい彼を精一杯睨み上げた。
ユ「グリムにちょっかいかけるのやめて下さい！」
グ「ユウ……」
すると、フロイド先輩の表情が急変した。
眉を潜め、目尻をどんどん険しくさせて近づいてくる。
フ「……ハァ？」
ヒイィッ！！こ、怖い……((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
ギャング！？ヤクザ！？
ユ「…わ、私の寮生ですので！」
負けるもんかと、尻込みしながら睨み返す。
…と、そんな時。
背中から、異様に輝かしい視線を感じた。
…い、嫌な予感……！
…恐る恐る首だけで振り返ると、Aちゃんは目を見開き、憧れの眼差しでフロイド先輩を見上げていた。
「…わあぁ……！なんて綺麗な髪…！」
しまったぁぁぁぁ！！！��(°□°"ll)
グ「ヤベェッ！！
子分が好奇心旺盛モードになっちまったんだゾ！」
ユ「Aちゃん！い、今は抑えて…！」
私達が慌てて彼女を宥めようとすると、さっきまで険悪な顔つきだったフロイド先輩が急に機嫌が良くなって、ギザギザな歯を見せて嬉しそうに笑った。
フ「あ〜〜〜！コイツウワサされてた稚魚ちゃんじゃーーん♪」
フロイド先輩はそう言うと、目にも止まらぬ速さで近づき、Aちゃんの両脇を持って、ヒョイと軽々しく持ち上げてしまった！
「ひゃあっ！！」
あーーーー！！！�堯�(;ﾟ□ﾟ)ﾉ
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布教する猫(プロフ) - その発送はありませんでした……確かに可愛い！！宇琉夜ハルさんコメントありがとうございます！ (3月27日 10時) (
レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
宇琉夜ハル(プロフ) - エピソード40を見ているとウツボのエラを掃除しに行く小さいエビを思い出してすごく可愛かったです！ (3月27日 10時) (レス) @page20 id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - ありがとうございます！！頑張ります！！ﾟ+.ヽ(≧▽≦)ﾉ.+ﾟ (2022年3月25日 17時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
ふりぃわいはい(プロフ) - すごい面白いです！更新楽しみにしています！(///∇///) (2022年3月25日 17時) (レス) @page22 id: ca558b45f8 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - 気軽にご感想をお書き下さい (2022年2月7日 19時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：布教する猫 | 作者ホームページ：nhatev-hdfs yue1
作成日時：2022年1月7日 0時
