エピソード36 ページ16
エ「一言多い!あとその呼び名やめろ!」
ユ「ハイハイ」
エースさんに睨まれ、ユウさんは笑いながら空返事。
それにリドルさんは呆れながらも、一瞬で厳かな顔に戻り作戦会議の詳細を話す。
リ「…それで、話は戻るけど、犯人を捕まえるためにはこちらが先手を打つしかないと思う」
グ「先手を打つったって、どうするんだゾ?」
リ「例えば、次に狙われそうな生徒に当たりをつけてボクらでこっそり警護する。
事件が起こったら、すみやかに生徒を保護。そして、周囲の検索と犯人の追跡を行う」
「つまり、張り込み作戦ですね。
…然し…」
ユ「…次に狙われそうな生徒って言ってもなぁ……
被害を受けた寮はバラバラで規則性無し。どうやって目星をつけるんすか?」
ユウさんが私の意見を汲み取り、不安げな表情で質問する。…と、けーさんが余裕のある笑顔で答えてくれた。
ケ「ユウちゃん、Aちゃん、話が早いねぇ。
実は、選手候補の中でも『コイツは狙われそう!』って生徒何人かにもう目をつけてあるんだ〜」
ユ(なんじゃと!?)
ケ「マジカメのメッセで情報共有するからグループ作るね。グループ専用のアルバム、見ておいて」
けーさんは自分の煌びやかな装飾がされた
私達は持っていないので、隣のエースさんやデュースさんに見せてもらうと、端末には次の標的となりそうな有力選手の情報がズラズラと書かれていた。
デュ「ダイヤモンド先輩、これ、スゴイ情報量っすね……」
「けーさんいつの間に……」
ユ「すっご……!」
ケ「まーね♪
見直してくれた?ユウちゃん」
ケイト先輩は少し誇らしげに云い、唖然とするユウさんに笑いかけた。
ユ「………
…正直認めたくありませんけど、本当にスゴイです……見直しました…」
ユウさんは凄い形相で悔しそうに唸る。
ケ「それは嬉しいな〜♪
んじゃ、早速ターゲット候補を見に行ってみよっか」
グ「いざ出発!なんだゾ!」
「皆さん、今回の事件は、リドルさんの言う通り嫉妬的感情から来たものでしょう。
調査に気づかれたら何をされるか分かりません。内密に気をつけて行きましょう!」
全「「おーー!!!」」
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布教する猫(プロフ) - その発送はありませんでした……確かに可愛い!!宇琉夜ハルさんコメントありがとうございます! (3月27日 10時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
宇琉夜ハル(プロフ) - エピソード40を見ているとウツボのエラを掃除しに行く小さいエビを思い出してすごく可愛かったです! (3月27日 10時) (レス) @page20 id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - ありがとうございます!!頑張ります!!゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚ (2022年3月25日 17時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
ふりぃわいはい(プロフ) - すごい面白いです!更新楽しみにしています!(///∇///) (2022年3月25日 17時) (レス) @page22 id: ca558b45f8 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - 気軽にご感想をお書き下さい (2022年2月7日 19時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:布教する猫 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs yue1
作成日時:2022年1月7日 0時