エピソード8 ページ10
1階に降りると、玄関にいたのはエースとデュースだった。
ユ「あ、デュースじゃん。おはよー」
グ「よぉ、お前ら」
「おはようございます。エースさん、デュースさん」
デ「お、おはよう。A、ユウ、グリム」
デュースは片手を上げて挨拶した。
…デュースくぅん、今Aちゃんを見て緊張な顔つきになってなかった?
エ「おはよ〜……
なぁ、聞いてくれよ!俺こいつからバカ呼ばわりされたんだけど!?
しかも、寮長はまだ怒ってるみたいだし……」
自業自得だね〜。
仕方ないよ、"タルト泥棒のエース君"♪
エ(なんかユウにもバカにされた気がする……!
くっそ〜!!(#`皿´))
「そういえば、デュースさんは何故こちらに?」
デュ「他の寮生から、エースがタルトの盗み食いで首輪をはめられたって話を聞いて、もしかしたらここに逃げたんじゃと思ったんだ…」
「まさか……
それで、わざわざエースさんを迎えに来てくれたのですか!?」
…いや、多分違うと思うよAちゃん!
あいつ、絶対他にも目的があると思うよ!?
デュ「えっ!?
あ、いやその……」
「デュースさんって、お優しいんですね(*^▽^*)」
ちょっと勘違いしてるAちゃんが尊敬の眼差しを向け手をぎゅっと握ると、デュースは顔が赤くなりドギマギする。
ってちょっと!?
ユ「あの〜…Aちゃん……
そういうのはあんまりやらない方が……」
「どうしてですか?
私、ただデュースさんを誉めようとしただけですよ?」
……あー……
…あれ、絶対気付いてないわ。
エ「ちぇっ……なんだよデュースだけ……」
エースがやさぐれてそっぽを向くと、それに気づいたAちゃんがパタパタとエースに近づいて…
デュースと同じよう、その手をぎゅっと握って笑いかけた。
エ「はっ!?(//口//)」
「はい!
これで、デュースさんと同じですよ!
それにしても、なんでそんなに手を握って欲しかったんですか?」
…あ、そういう事……
…さすが天然……
ユ「あー…うん。
そうだねー……
さて!もうそろそろご飯にしよっか!!」
私は手を叩き、早々とキッチンに向かった。
「ユウさん、私も手伝います!
あ、エースさんもデュースさんも、ご一緒にどうぞ」
Aちゃんはそう言うとエースから手を離し、私についてくる。
デュ「…!?!?!?(///口///)」
エ「はぁ〜……
…なんだよも〜……!(///Д///)」
154人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
布教する猫(プロフ) - すみません!すぐ訂正します! (2021年7月11日 10時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - ご指摘ありがとうございます!m(_ _)m (2021年7月11日 10時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
ルーい - なのすみません。エピソード13のエースが言ってるの頃で、バラは、赤でも良くね?の所は白でも良くね?の間違いではないでしょうか?間違っていたらすいません。 (2021年7月11日 10時) (レス) id: 2ce8842d2e (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - ありがとうございます!!m(_ _)m (2021年3月21日 13時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
梔子(プロフ) - めちゃくちゃいつもおもしろいです^ - ^ (2021年3月21日 13時) (レス) id: 7d4fe6920f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:布教する猫 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs yue1
作成日時:2021年1月10日 20時