エピソード42 ページ44
グ「ぶに"ゃ〜！もっと遊んで帰るぅ〜！！」
「えぇ〜！もう少しだけいませんか？」
2人して同じ事言わないの！
グ「OK、OK！それじゃあ小鬼ちゃんたちのまたのお越し、お待ちしてマース！
Bay！」
ヤバイ購買部から出てきた私達は、まだちょっとごねてるグリムとAちゃんを連れてメインストリートまで走った。
デュ「…なんだか凄い店だったな」
ユ「凄い通り越してヤバかったけどね…」
グ「ちぇ、デュースとユウのけちんぼ」
デュ&ユ「「誰がけちんぼだ！」」
嫌だよ私あんな所にずっといるの！！
「……」
Aちゃんも無言で睨まない！
デュ「んんっ、ユウ。そっちの缶詰めの袋重たいだろう？
僕が持つ。重たい袋を持つコツがあるんだ」
ユ「そんなぁコツあるんだ……
デュースって意外と買い出し慣れてるんだね」
デュ「ああ。タイムセールの時に母さんがとにかく買い込むから、毎回袋がめちゃくちゃ重くて……。
ウチは男手が僕だけだったから、そういう力仕事は僕が全部……」
…なるほど、デュースの家って母子家庭なんだ。
デュ「…っと悪い、僕ばかり喋ってた」
ユ「大丈夫大丈夫！
……そっか、デュースってお母さんを大切にしてるんだね…
(私とは大違いだ)」
デュ「いや、全然そんな事ない。
俺は、母さんを……」
……デュースが口ごもって、暗い顔を見せたその時。
ドンッ
デュ「いてっ！」
突然、石像の角から出てきたガラの悪い生徒達にデュースがぶつかった。
その弾みで手から離れた卵がグチャッという音を立てて落ちてしまう。
「た、卵が……！」
デュ「くそっ、6個パックが１つ全滅だ！ビニール袋ん中が卵だらけに……！」
不良A「ッテェな！どこに目をつけて……って……
お前ら昼に学食で俺のカルボナーラの卵割った奴らじゃねえか」
不良B「おいおい、またお前らかよ。
いい加減にしろよな〜！」
「貴方達はあの時の……！！」
げっ！？
なんか見た事ある顔だと思ったら、昼にしょうもない事で突っかかってきてAちゃんに成敗された先輩達じゃん！
デュ「………
角から飛び出してきたのは先輩たちじゃないですか。
昼休みだって、卵が食べられなくなった訳でもねぇのにイチャモンつけてきて……
こっちは今、卵１パック全滅したんすけど？」
デュースは苛立ちを隠せない目で睨んだ。
…なんか口調も荒くなってる。
グ「そうだそうだ！」
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布教する猫(プロフ) - すみません！すぐ訂正します！ (2021年7月11日 10時) (
レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - ご指摘ありがとうございます！m(_ _)m (2021年7月11日 10時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
ルーい - なのすみません。エピソード13のエースが言ってるの頃で、バラは、赤でも良くね？の所は白でも良くね？の間違いではないでしょうか？間違っていたらすいません。 (2021年7月11日 10時) (レス) id: 2ce8842d2e (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - ありがとうございます！！m(_ _)m (2021年3月21日 13時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
梔子(プロフ) - めちゃくちゃいつもおもしろいです^ - ^ (2021年3月21日 13時) (レス) id: 7d4fe6920f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：布教する猫 | 作者ホームページ：nhatev-hdfs yue1
作成日時：2021年1月10日 20時
