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エピソード3 ページ5

私達はひとまずエースさんの事情を知るため、エースさんを寮へと入らせた。
少し落ち着いたエースさんは、談話室のソファに腰掛けている。

ユウさんに聞くと、あれはエースさんが住む寮の寮長リドル・ローズハートさんという方のユニーク魔法で、あのハート型の首輪をつけられ魔法が使えなくなってしまう…と言う。
実際、入学式でグリムさんが付けられた時、彼の得意魔法である炎が出なかったとも付け加えて教えてくれた。

成る程、"魔法の無効化"ですか……

…何だか太宰さんみたいですね。



グ「うぅ……思い出しただけでも恐ろしい魔法なんだゾ……
それで、オマエなんでそんなのつけられたんだ?」

エ「…タルト食った」







…………はい?




ユ「えっと……それだけ?」

エ「そーだよ!それだけ!!
小腹が空いたから寮のキッチンに行ったら、冷蔵庫にタルトが冷やしてあったんだよ。
しかも、ホール3つ分も!
だから………」

エースさんは眉間にシワを寄せ、そこから口ごもってしまう。

…その話からすると、若しかして……

「……勝手にそのタルトを食べてたら、リドルさんという方に見つかってしまい、怒られて首輪を付けられた……
…そんな感じですか?」

全「「えっ!?」」

エ「A正解!
なんで分かったの!?」

「何となく……ですかね……」

ユ(え、凄!?)

「タルトをちょっとつまみ食いしただけで、重罪だーって言われてさ〜……
本当横暴だよな!うちの寮長!!」

……えーと、横暴かと聞かれましても…

「……あの〜……エースさん……

……それって……」

グ「…どっちもどっちなんだゾ」

ユ「グリムとAちゃんに同じ」

ユウさんとグリムさんは呆れた顔でエースさんをジトっと睨んだ。
エースさんは、その様子に少しショックを受けて、またムスッと不機嫌な顔になる。

エ「たかがタルトの盗み食いだけで魔法封じされるのは可笑しくね!?
魔法士にとっては、手枷と足枷付けられるもんじゃん。
しかも、3ホールもあるんだそ!?
絶対1人じゃ食いきれねーだろ!
心が狭いにも程があるでしょ!」

確かに…そうですけど……


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

お気に入り人数があっという間に18人になっている……!!!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ!!ワァドウシヨウ!

本当にありがとうございます!!!m(_ _)m

引き続き、お楽しみ下さい!

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布教する猫(プロフ) - すみません!すぐ訂正します! (2021年7月11日 10時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - ご指摘ありがとうございます!m(_ _)m (2021年7月11日 10時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
ルーい - なのすみません。エピソード13のエースが言ってるの頃で、バラは、赤でも良くね?の所は白でも良くね?の間違いではないでしょうか?間違っていたらすいません。 (2021年7月11日 10時) (レス) id: 2ce8842d2e (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - ありがとうございます!!m(_ _)m (2021年3月21日 13時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
梔子(プロフ) - めちゃくちゃいつもおもしろいです^ - ^ (2021年3月21日 13時) (レス) id: 7d4fe6920f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:布教する猫 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs yue1  
作成日時:2021年1月10日 20時

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