エピソード28 ページ30
「ボディーガード…?
いえ、ユウさんは私が住む寮の寮長さんですよ。
あ、後グリムさんの監督生さんでもあります」
Aちゃんムフーとしたドヤ顔で私の紹介しないで!
今あなた物凄くヤバい奴に目付けられてるから!!
気づいて!お願いだから気づいて!!
リ「フフ、そうかそうか。
食事中に上から失礼した。ではまたいずれ」
リリア先輩は軽くウインクをして、自分の席へと戻っていった。
それを確認し、私は肩のどっと力が抜けた。
「ユ、ユウさん!?
大丈夫ですか!?」
「う、うん……
Aちゃんは?」
「は、はい。私は何も……
この学園の生徒さんって、何であんなに距離感が近いのでしょうか?
ちょっとびっくりしちゃいますわ……」
デュ「お前、今大変な事されたの分かってないのか……?」
不思議がるAちゃんに、デュースは肩をすくめて尋ねた。
その3秒後、Aちゃんは答えた。
「………いえ…?
仲良くなろうと距離が近づくのは、この世界では普通の事では?」
全「「普通じゃない!!」」
あーもー本当にこの子はー!!(・口・;)
天然だし鈍感だし!
ユ「Aちゃん……
そんなんだと、危ない目に会うよ……」
「大丈夫ですよ。
私には異能力もありますし、襲われそうになったらゴム銃で反撃すれば良いですよ(*^^*)」
可愛い笑顔なのに言ってる事が怖い!!
…まぁ、この子ならやりかねないけどさぁ……
ト「ま、まぁそんな訳で、ディアソムニア寮は少し特殊な奴が多いイメージだな。魔法全般に長けた優秀な生徒が多い。
寮長のマレウス・ドラコニアは世界の5本の指に入る魔法士と言われているくらいだ」
そんなに凄いの!?(゚□゚;)
(そんなに凄い魔法士なんですか!?( ☆∀☆))
ケ「マレウスくんは正直、ヤバヤバのヤバだね。
つか、それを言うならウチの寮長もヤバなんだけど〜」
エ「ほんっとにな!タルト1切れ食ったくらいでこんな首輪付けやがって!心の狭さが激ヤバだよ!」
リ「…ふぅん?ボクって激ヤバなの?」
…あ(・・;)
デュ「エース!後ろ!!」
エ「ん?
……でぇっ!?寮長!?」
噂をすればなんとやら……
エースの後ろには、赤毛のハーツルビュル寮長リドルさんが、眉をひそめて腕を組み、仁王立ちしていた。
なんとまぁタイミングの悪い時に……
「この方がハーツルビュル寮の寮長さん……!
可愛らしいし、私と同じ赤毛ですわ
……!( ☆∀☆)」
そこ嬉しがる所?
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布教する猫(プロフ) - すみません!すぐ訂正します! (2021年7月11日 10時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - ご指摘ありがとうございます!m(_ _)m (2021年7月11日 10時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
ルーい - なのすみません。エピソード13のエースが言ってるの頃で、バラは、赤でも良くね?の所は白でも良くね?の間違いではないでしょうか?間違っていたらすいません。 (2021年7月11日 10時) (レス) id: 2ce8842d2e (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - ありがとうございます!!m(_ _)m (2021年3月21日 13時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
梔子(プロフ) - めちゃくちゃいつもおもしろいです^ - ^ (2021年3月21日 13時) (レス) id: 7d4fe6920f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:布教する猫 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs yue1
作成日時:2021年1月10日 20時