検索窓
今日:73 hit、昨日:15 hit、合計:103,736 hit

エピソード28 ページ30

「ボディーガード…?
いえ、ユウさんは私が住む寮の寮長さんですよ。
あ、後グリムさんの監督生さんでもあります」

Aちゃんムフーとしたドヤ顔で私の紹介しないで!
今あなた物凄くヤバい奴に目付けられてるから!!
気づいて!お願いだから気づいて!!

リ「フフ、そうかそうか。

食事中に上から失礼した。ではまたいずれ」

リリア先輩は軽くウインクをして、自分の席へと戻っていった。




それを確認し、私は肩のどっと力が抜けた。

「ユ、ユウさん!?
大丈夫ですか!?」

「う、うん……
Aちゃんは?」

「は、はい。私は何も……
この学園の生徒さんって、何であんなに距離感が近いのでしょうか?
ちょっとびっくりしちゃいますわ……」

デュ「お前、今大変な事されたの分かってないのか……?」

不思議がるAちゃんに、デュースは肩をすくめて尋ねた。




 
その3秒後、Aちゃんは答えた。



「………いえ…?
仲良くなろうと距離が近づくのは、この世界では普通の事では?」

全「「普通じゃない!!」」

あーもー本当にこの子はー!!(・口・;)
天然だし鈍感だし!

ユ「Aちゃん……
そんなんだと、危ない目に会うよ……」

「大丈夫ですよ。
私には異能力もありますし、襲われそうになったらゴム銃で反撃すれば良いですよ(*^^*)」

可愛い笑顔なのに言ってる事が怖い!!
…まぁ、この子ならやりかねないけどさぁ……

ト「ま、まぁそんな訳で、ディアソムニア寮は少し特殊な奴が多いイメージだな。魔法全般に長けた優秀な生徒が多い。
寮長のマレウス・ドラコニアは世界の5本の指に入る魔法士と言われているくらいだ」

そんなに凄いの!?(゚□゚;)

(そんなに凄い魔法士なんですか!?( ☆∀☆))

ケ「マレウスくんは正直、ヤバヤバのヤバだね。
つか、それを言うならウチの寮長もヤバなんだけど〜」

エ「ほんっとにな!タルト1切れ食ったくらいでこんな首輪付けやがって!心の狭さが激ヤバだよ!」





リ「…ふぅん?ボクって激ヤバなの?」



…あ(・・;)

デュ「エース!後ろ!!」

エ「ん?
……でぇっ!?寮長!?」

噂をすればなんとやら……
エースの後ろには、赤毛のハーツルビュル寮長リドルさんが、眉をひそめて腕を組み、仁王立ちしていた。


なんとまぁタイミングの悪い時に……


「この方がハーツルビュル寮の寮長さん……!
可愛らしいし、私と同じ赤毛ですわ
……!( ☆∀☆)」

そこ嬉しがる所?

エピソード29→←エピソード27



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (42 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
154人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

布教する猫(プロフ) - すみません!すぐ訂正します! (2021年7月11日 10時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - ご指摘ありがとうございます!m(_ _)m (2021年7月11日 10時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
ルーい - なのすみません。エピソード13のエースが言ってるの頃で、バラは、赤でも良くね?の所は白でも良くね?の間違いではないでしょうか?間違っていたらすいません。 (2021年7月11日 10時) (レス) id: 2ce8842d2e (このIDを非表示/違反報告)
布教する猫(プロフ) - ありがとうございます!!m(_ _)m (2021年3月21日 13時) (レス) id: 0899319726 (このIDを非表示/違反報告)
梔子(プロフ) - めちゃくちゃいつもおもしろいです^ - ^ (2021年3月21日 13時) (レス) id: 7d4fe6920f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:布教する猫 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs yue1  
作成日時:2021年1月10日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。