変人と不仲です2【神代類】

変人と81 ページ33

『…うげ〜セリフとられた〜』




「おやおや、心外だなぁ。僕は思ったことをそのまま言っただけでセリフを取ったつもりはないんだけどねえ」




絶対嘘だ…

目が全てを物語っている




『いやでもあそこは空気を読んで私に言わせるとこでしょ〜？』




「僕は君の空気を吸いたくもなければ、読みたくもないね」




『空気は物理的に読めませんけど〜？』




「おや、ジョークも通じないとは」




『…』




「…」




「3人ともー！！飲み物買ってきたよー！！」




えむちゃんと寧々ちゃんは飲み物を買って戻ってきたらしい

やっぱり私の味方は2人だけだよ…




「また喧嘩してるし…」




『えむちゃん寧々ちゃんありがと〜暑い中ごめんね〜』




「べ、別に…これ、サイダー…」




『やった〜』




缶の蓋をパキッと鳴らして飲むと体が一気に弾けるような感覚が全身にくる

これだから炭酸はやめられない

炭酸好きなんだよね、飴もほとんど炭酸のやつだし




ちなみにさっき食べ終わった飴の棒はいつも持ち歩いている小さめのビニール袋にいれておいた




わざわざゴミ箱に捨てに行くの面倒臭いからね






…後輩ちゃん達からはなぜかこのビニール袋を狙われるけどね

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