変人と不仲です【神代類】

変人と5 ページ7

待ちに待った日曜日
スマホを片手に駅で待ち合わせ中




「先輩！おまたせしましたー！」




あ、ななちゃん来た




「遅くなってすみません！」




『んーん大丈夫、私も今来たとこ。服、似合ってるね〜可愛い』




少しニコッと笑って言えばみるみる顔が赤くなるななちゃん

…なんかおかしいこと言ったっけ




『じゃ、行こっか〜』




「は、はひ…」



*




『んーどこから行く〜？』




パンフレットを開いて行きたい場所を探す
テーマパークは飽きるほど行っていたがフェニランには行ったことはない
楽しみ


それに…



「あ、こことかどうですか？」


あ、遮られた




ななちゃんが指を指した場所はジェットコースターらしき建物




『いいね、そこ行こっか』




「はい！」




距離は割と入口からも近いので少し喋りながら歩く




「改めて見るとちょっと怖いですね…」




微かに悲鳴が聞こえてくる

絶叫好きの私としては楽しみだけどななちゃんからしたら少し怖いらしい




『…ジェットコースターに乗ってる間手握っててあげるよ〜』




「えええ…！？」




またもやぽぽぽと顔が赤くなるななちゃん

…みんな私を前にすると顔が赤くなる呪いにでもかかってるのかな？

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