ep32 ページ33
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職員室の寒さはいつも少し異常で温かいコーヒーが欲しくなるほど寒い
隣の先生と生徒の話し声はとても楽しそうだった
" でも〜！ 昨日バイトの帰りに子猫がいたんです！子猫助けてたら〜 "
" お前なあ、、言い訳だからな〜それ "
「 あっつ 、」
盛大にコーヒーを机にこぼして
言い訳 、なんて言葉大嫌いだ
大切な人傷つけて また勝手な行動で傷つけた
俺はどうしようもなくダメな人間なんだ
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「 薮先生 」
か細く聞こえた声に振り向くと
「 有 岡です、いのちゃんと同じクラスの 」
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「 いのちゃん、ずっと悩んでたんです
やっと 立ち直れたんです ...
1年間苦しみ続けて 壊れてそれを高木が救ってくれたんです
いのちゃんをどん底に突き落としたあんたが俺は大嫌いだ 笑顔を奪ったお前が！！ 」
屋上には 泣きながらそう訴える 有 岡と俯く俺がいた
「 それでも ... っ 、 それでも 、
いのちゃんはあんたが好きだ 、... 」
ガシャン！！！！っと 屋上のフェンスに押し付けられて小さいからだが俺を威圧する
「 もう、、やめてあげてよ ...
ようやく 笑顔が戻ってきたんだ ...」
耐えきれなくなった俺は静かに、言葉を発し始めた
「 .. ＿＿＿＿＿＿＿ 、
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 。」
目を真っ赤にした有 岡と目が合うと 俺の胸を叩いて叩いて泣き叫んだ
「 なんで、、っ！！！！
そんなもん！！いくらでも ... っ ！！ 」
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「 こうするしかなかったんだ
あいつは 幸せにならないといけない 」
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泣き叫び、脱力したようにフラフラした危ない足取りで有 岡は階段を下りていった
「 俺がどうしたら .. っ
どうしてたら 伊野尾は幸せに 、」
"幸せって何かを犠牲にしないとうまれないんだって"
ふと昔 伊野尾が言っていたような言葉を思い出した
あの時、伊野尾を抱きしめて
今の人生を犠牲にしていたら俺は 。
なんて考えは 絶対下校を知らせるチャイムでかき消された
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unicorn(プロフ) - たべっこさん» 返信遅れて申し訳ございません！いえいえ読んでいただき本当にありがとうございます。嬉しい限りです(；；)私自身書いていてたかいのおお！！(；；)ってなる場面たくさんあるのでこれからの物語も楽しんでいって欲しいと思います！コメントありがとうございます！ (2018年8月30日 8時) (
レス) id: 751fcc2c4e (このIDを非表示/違反報告)
たべっこ(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございます。このままたかいので幸せになってほしいなという気持ちになってきてしまいました。これからどう物語が進んでいくのか楽しみにしてます。 (2018年8月13日 0時) (レス) id: 330ed6c9f4 (このIDを非表示/違反報告)
unicorn(プロフ) - まなおさん» 読んで下さりありがとうございます！ご期待にそえるように頑張りますこれからもよろしくお願いします！ (2018年6月19日 23時) (レス) id: 751fcc2c4e (このIDを非表示/違反報告)
まなお - 久々にやぶいのが読めて嬉しいです！冒頭だけでもすごく面白いし、文章もしっかりしていて憧れます...！！！ (2018年6月19日 0時) (レス) id: af4be3d1df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユニコーン | 作成日時：2018年6月18日 21時
