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ドキドキしながらほぼメイド服なバイト制服を
ゆっくりと着替える。
「…」
偽物であっても、付き合っていた
あの時を思い出してしまう…
――ピロリピロリ
「うああっ!!」
って…メールか…
「瑠衣から?」
メールを送ってきたのは瑠衣だった。
「遅くなりそう?迎えいこうか?」
との事だった。
いやいや?
優馬と一緒にいるの見られたら
ややこしくなりそうだ
「…もうすぐ帰るから大丈夫っと」
ゴメン!瑠衣!
そう思いながらもドキドキが勝っているのは
なんでだ?
――
「…いた」
優馬「お疲れ様」
「あ、ありがとお待たせ」
優馬「送ってくよ」
優馬の横を歩く私
高校生の頃が懐かしい。
あの頃はこうやって歩くのが当たり前だったのか
贅沢な当たり前、そう思った。
「…」
や、やばい無言?!?!
優馬の契約って何?!
気になる事が多すぎるって!!!
優馬「気になる?」
「当たり前でしょ…」
優馬「簡単な事だよ」
「え?」
優馬は私の手をギュッと握ってきた。
優馬「綺麗になったな、雛」
「…優馬だって」
優馬「大切な事って失って気がつくんだな」
ドキッ
優馬「好きだ」
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シュガークリーム - 完結おめでとうございます!キュンキュンでした! (2022年4月23日 19時) (レス) @page38 id: 5120d34557 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - めちゃくちゃキュンキュンしました!ありがとうございました🙇 (2022年4月22日 18時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
寧音 - もともと涙もろいんですけど、最終話見てボロボローーって涙でちゃった。 (2021年9月10日 22時) (レス) id: 4652df25d1 (このIDを非表示/違反報告)
ネクロ - 今までキュンキュンさせて貰いましたが、最後は泣きましたw素晴らしい作品書いてくださり有難うございます!これからも頑張ってください!応援しています! (2021年1月3日 15時) (レス) id: acc1702ca8 (このIDを非表示/違反報告)
メロンパン - いやー、おもしろかった。きゅんきゅんをありがとうございました!! (2020年12月4日 20時) (レス) id: 0e27099bf0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セピ | 作成日時:2020年6月14日 14時