片想う 36 ページ36
勇太「でも俺の好きはお前のと違うの」
「…」
やっぱり、
振られちゃった…
勇太「俺は、恋愛感情で誰にも渡したくないくらい好きだから…」
イーって歯を見せた苦笑いの切ない顔で勇太は笑った
待って、それって私はそうじゃないって思われてるってこと？
「どういうこと…？
私の好きと勇太の好きは違う？」
勇太「そ、俺の好きは今すぐ抱きしめたい好き、キスしたいっていう好き
Aの好きは幼馴染として、でしょ？」
私の気持ち伝わってない？
「違くない…｣
勇太「…？」
「ずっと、ずっとずっと前から、勇太が好き…！
私の好きは抱きしめたい好きだし、キス…だってしたいっていう好きだし…っ！｣
勇太が私が言い終わる前に手首を引っ張って抱きしめた
勇太「ずるいじゃんそんなの…」
「ずるいのは勇太だよ…
勇太がバカだから、私の気持ちに気が付かないんだもん…」
勇太「それはAもだろ？(笑)」
「…」
勇太「キス、するよ？」
勇太は身長が高いから上から私を見つめて言った
見つめ合いの沈黙のあと、後頭部を掴んで優しくキスをする
私は照れちゃって、すぐ下を向いた
勇太「やっば…ちょー好きだわ俺」
フフって笑ってまたギュッて私を包み込んだ
温かくて、胸がぎゅうって締めつけられるくらい嬉しかった
「苦しい…幸せすぎて、苦しい…」
勇太「俺のせい？」
「うん、勇太のせい…」
勇太「俺も、Aのせいで心臓締め付けられていてぇ(笑)」
勇太「…嘘」
「え…？」
勇太「Aのおかげで心臓痛いわ」
「フフっ勇太のおかげで幸せすぎて苦しい」
勇太「んだよそれ(笑)」
体を離し2人でおでこをあてて笑った
そして、またキスをする
今日も君を片想う_END_
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藤(プロフ) - ももせさん» ありがとうございます！本当に知らない世界を想像して書くの、難しいですよね、！ (2018年11月1日 22時) (
レス) id: a1c6472ec3 (このIDを非表示/違反報告)
ももせ(プロフ) - この作品大好きです！私も作品書いてるんですけど、notアイドル設定で中々書けなくて (2018年10月12日 21時) (レス) id: 1e358a7f8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤
| 作成日時：2018年9月29日 19時
