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「私の気持ちなんて知らないくせにそんな適当な事言わないで」
こんなに落ち着いて話せたの、初めてかもしれない
なんで私、永瀬くんに対しての気持ちにはこんなに強いんだろう
「私は違うって、あの時も言った」
声に出したらあの時と何も変わってない自分に涙がこぼれそうになる
「私は、私の気持ちが永瀬くんに伝わってないのが、1番辛い…っ」
永瀬くんは呆然と立ちつくしたまま
私はまた逃げるようにその場から走った
もうすぐ文化祭
あれから勝手に私も永瀬くんとさらに距離を置くようになって
ただでさえ近くなかった距離がまたさらに広がった
私たちのクラスは夢の国をテーマとしてやることが決まった
文化祭前日
今日は授業はなしで6時間全て文化祭の準備
色塗り担当の私とランちゃんとその他の数人と外で色塗りをする
バケツに入っていた水が汚くなったから入れ替えようと1人で水道へ向かった
平野「あ、Aちゃん！」
そう声をかけくれたのは平野先輩
「あ、平野先輩」
平野「色塗りしてるん？」
「はい(笑)」
平野「あ、顔、絵の具ついてる」
平野先輩は自分の顔で私の顔の絵の具のついた辺りを指でちょんちょんって教えてくれる
私がグイッと拭うと
平野「ちゃうわココ」
って取れてなかったみたいで平野先輩が取ってくれる
「あ、ありがとうございます」
ちょっと恥ずかしくてびっくりする
平野「あ、そうや、」
そう言って
きっとさっきまで材料を買いに行っていたであろうビニール袋から取り出したのはオレンジジュース
平野「さっき自動販売機でジュース買ったらクジで飲み物当たってん、オレンジ好き？」
「好きです！」
平野「俺1本あるし、飲まへんから
じゃあはい、」
「ほんとにいいんですか？」
平野「お互い頑張ろうってことで！」
「ありがとうございます(笑)」
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藤(プロフ) - よーぐるとさん» コメントありがとうございます！前向きに検討します！！ (2019年3月4日 18時) (
レス) id: a1c6472ec3 (このIDを非表示/違反報告)
藤(プロフ) - ゆかさん» コメントありがとうございます！前向きに考えさせていただきます！早めに更新できるように頑張ります！ (2019年3月4日 18時) (レス) id: a1c6472ec3 (このIDを非表示/違反報告)
藤(プロフ) - 由依さん» 最後まで読んでいただきありがとうございます！前向きに考えさせていただきます！コメントありがとうございます！ (2019年3月4日 18時) (レス) id: a1c6472ec3 (このIDを非表示/違反報告)
よーぐると - 完結おめでとうございます！ぜひぜひ、続きが読みたいです！もしよければお願いします！(^3^)/ (2019年2月25日 22時) (レス) id: 1f2316b085 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - 完結お疲れ様です！その後が気になります。本当にお時間があるときで構いません。番外編などで見てみたいです (2019年2月23日 22時) (レス) id: 52df92afc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤
| 作成日時：2019年2月11日 17時
