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me
ザァ ーーーーーー
最近雨ばっかで憂鬱だなあ ..
もう梅雨の時期に差し掛かっていて私の大嫌いな雨ばっか。毎日髪の毛も湿気でかさばるし最悪。
帰ろうとすると前で傘も刺さず歩いてる人がいた。
あの身長だと多分森田くんかな
傘持ってないのかな ..
何て考えていると無意識に声を掛けていた
A ｢ あの〜
傘一つしかないんだけど 入る？ ｣
一瞬森田くんはビックリしたような顔をしたがすぐに笑顔になった
森田 ｢ Aちゃん優しいね
入れてもらおうかな ｣
すかさず私の持っている傘を持って２人で１つの傘に入った。
午後から雨の予報だったけど森田くん傘忘れちゃったのかな
森田 ｢ 今日さ 宮近が傘忘れてたから
貸してやったんだ(笑) Aちゃん
のお陰で助かったよ ありがとうね ｣
宮近くんのためだったんだ。２人って本当に仲良いんだなあと思い少し羨ましかったりした。
帰っていると私達は家が近いことが分かった。
ずっとここに住んでいるけど全く会ったことないなんでそういう事もあるんだなあ
森田 ｢ じゃあ 俺ここ曲がってすぐだから
ここまでありがとうね ｣
と言って森田くんは笑顔で手を振ると雨の中走っていった。
家に着くと私は全然濡れていないことに気が付いた。
森田くん私の方にずっと傘さしてくれてたんだ ..
そう思うと自然と頬が緩んでいた
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作者名：るんたん | 作成日時：2017年3月21日 16時
