5 ページ5
***
「えぇ、もう?」
「はぁ?もっと働きたいわけ?」
「冗談。私これから彼氏と約束あるし。」
.
友人は涼介をその場に置いて
教室から出ていく。
か、彼氏いたんだ…
.
涼介「え、なに。俺振られたの?」
「み、みたいだね…」
涼介「はぁ?なんだよ。」
.
ぐぐ、としかめられた眉。
椅子に座って唇を尖らせる。
.
涼介「やまだ、傷ついたんでAさん付き合ってよ。」
「えぇ?」
涼介「ほら、ここ座って。」
.
自由時間を得た私。
涼介に言われた通り、
向かいの椅子に腰を下ろす。
.
涼介「ふふん。ちなみにAの奢り。」
「え、やだ…」
涼介「すみませーん。
クリームチーズストロベリーくださーい。」
「なっ…」
.
私の言葉を無視する涼介。
しかも、一番高いメニュー。
今月、もうあまりないのに…!
.
「はぁ…」
.
本来なら、ここにいるのは
大貴先輩なのに。
何で来てくれないのだろう…
***
737人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まりも | 作成日時:2020年1月2日 21時