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Episode 5 ページ7

___次の日、
私はケイト先輩から放課後教室で待っててと言われ教室で一人待っていた。


ケ「ごめんね〜〜ちょっと遅くなっちゃった」


『いえ大丈夫っす。いきなりどうしたんすか?』


ケ「んー……ちょっと気になることがあってね」


そう言いながら先輩は私をじっくり眺めた。

先輩はぶつかってしまったあの時と同じ目をしていて少し怖い。



『せ、先輩?そんなに見られると何だか恥ずかしいっす』






ケ「………やっぱりオレの勘は当たってたか〜」


そして壁に寄りかかりスマホを取り出した。なんだか嫌な予感がする。


ケ「Aちゃんさ………女の子でしょ」


先輩はスマホから目を離さずそう言った。


『はは…何言ってるんすか…ここ男子校っすよ』

ケ「大丈夫大丈夫、オレ姉ちゃんがいるからわかっちゃうんだよね」



と顔をあげ笑顔で言うケイト先輩。もうこれは誤魔化せそうにない。



『あ、あのお願いです!この事は秘密にしてほしいです!!』




私は必死にお願いする。
このことが広められてしまえば学園生活に支障が出てしまうし、




  ___何よりエーデュースにもグリムにも距離をとられたくない…




その思いを察したのかケイト先輩は


ケ「あっははは!何その顔、そんな顔しないでよ」


とケラケラ笑った。





ケ「じゃあ交換条件♪」

『え?!』





驚く私をよそに、ケイト先輩は私の前まで歩く。


ケ「オレの前では女として振る舞ってよ」



そう言うと同時に私のウィッグは掴まれ勢いよくとられた。

ファサっと地毛の長髪がなびく。何をされたのか理解するのに時間がかかった。


『きゃっ!やめてください!』



とられたウィッグを必死に取り返そうとするけど身長でも素早さでも勝てない私には勝ち目がない。


ケ「強引にとってごめんね、でもこれは交換条件だから」


パシャリ



そう言って私にスマホを向け写真を撮ったケイト先輩。




ケ「これからよろしくね♪」




顔面蒼白の私の顔を撫で、楽しそうな表情で教室を出ていった。

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設定タグ:ツイステ , 逆ハー , ツイステッドワンダーランド   
作品ジャンル:恋愛
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ウンポコポコ@ツイステ大好き(プロフ) - レズアさん» それは見てからのお楽しみです♪♪♪♪読んでくださりありがとうございます! (2020年8月1日 18時) (レス) id: ba76a20fc9 (このIDを非表示/違反報告)
チョコソフトクリーム(プロフ) - 花さん» ありがとうございます!めちゃ更新できるよう相方に頑張ってもらいますね!!!! (2020年8月1日 17時) (レス) id: 9042f0ffc0 (このIDを非表示/違反報告)
チョコソフトクリーム(プロフ) - ミートボールスパゲッティ教さん» あなたも最高!ありがとうございます!!! (2020年8月1日 17時) (レス) id: 9042f0ffc0 (このIDを非表示/違反報告)
レズア(プロフ) - 迷惑でしたら消して頂いて構いません。すみません。 (2020年7月29日 14時) (レス) id: 16ff9919d9 (このIDを非表示/違反報告)
レズア(プロフ) - もしかしたらネタバレになるかもしれません。前世、ラプンツェルですか?後ここからはただただ思ったことですが、前の世界ってヒプマイですか?山田家長女? (2020年7月29日 14時) (レス) id: 16ff9919d9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ウンポコポコ@ツイステ大好き、チョコソフトクリーム x他1人 | 作成日時:2020年5月17日 3時

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