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『つまり私が外でテイルさんに抱きついて、そのまま皆様を自分の家に"無理矢理"招き入れた、ってこと？』
「やっぱり覚えてないのね、バカな子」
ギュリが呆れた顔をして私を罵るも、そんなのは気にならない程自分のしでかした数々の迷惑行為に絶望する
そんな私を見て、困ったように笑うテイルさんが声を落とした
「ごめんね、ベッドで寝かせようと思ったんだけどAがソファがいいって言うから」
『…………………そ、そんなワガママまで』
「ワガママなんてもんじゃないですよ、ヒョンの服脱がそうとしたり、挙句の果てにはポッポしようなんて言いながらヒョンに迫ってましたよ。俺、おっぱじまるんじゃないかってヒヤヒヤしてたし」
「ヘチャンくん、あんまりAを虐めないで」
「え〜ギュリさんは俺のことドンヒョクって呼んで♡」
「うぅ……か、可愛すぎる…」
外で彼に抱きついたのもだいぶヤバいのに、皆んなの前でそんな事を？私が？
何も覚えてないにせよ、ヘチャン君が話した内容をここにいる誰も否定する様子が見られないことから、その全ての事柄は紛れもない事実だったのだと理解せざるを得ない
「ギュリさん、ヌナって呼んでもいい？」
「ダメ、私死んじゃう」
「照れてるー！あぁ〜楽しい」
私が知るギュリがギュリじゃなく見えるのは、小悪魔なヘチャンさんに完全にロックオンされて弄ばれてるギュリが満更じゃない顔をして頬を赤らめているからだ
そんな2人の会話を管酎ハイ片手に微笑ましそうに眺めるジェヒョンさんは、その端正な顔と磨き上がったスタイルがどうもこの辺鄙な私の部屋に馴染んでないように見える
「ギュリちゃん、相変わらずAの事守ってるんだね」
ダイニングテーブルの方で楽しそうに会話をする３人を尻目に、私の隣に座るテイルさんが口を動かした
『うん』
「ジスの事、さっきギュリちゃんから詳しく聞いたよ」
『………………え？！』
驚いた私が場にそぐわないおかしな声をあげると、キッと目つきを変えるテイルさん
「もうっ！何で黙ってたの」
『それは………終わった事だと思って…』
「この前約束したよね？1人で悩まないって」
『だ、だって…』
強めの口調で私を責め立てる彼が、深いため息を吐いて俯いた
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run(プロフ) - みんみんさん» コメントありがとうございます(*^^*)みんみん様の幸せに少しでも貢献できてとても嬉しいです（ ; ; ）♡また機会がありましたらテイルさんのお話しを書きたいと思ってるので、その時はまたよろしくお願いします♡ (2023年2月20日 23時) (
レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - 完結おめでとうございます！毎話とても楽しく読ませていただきました！イリチルの兄組好きなのでテイルさんのお話が読めて幸せでした。 (2023年2月19日 4時) (レス) @page25 id: 708a20f575 (このIDを非表示/違反報告)
run(プロフ) - Kikiさん» Kikiさん！実は私、Kikiさんの書くお話しが大好きなんです（ ; ; ）♡コメントいただきとても光栄です！これからもどうぞ楽しんでくださいね♩ (2023年1月23日 17時) (レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
Kiki(プロフ) - テイルペンなので素敵なお話読めて嬉しいです(;o;)これからも楽しみにしてます〜！ (2023年1月23日 15時) (レス) id: 8611e65663 (このIDを非表示/違反報告)
run(プロフ) - あささん» コメントありがとうございます！そしてこれからも楽しんで下さいね(*^^*) (2023年1月22日 1時) (レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：run | 作成日時：2023年1月18日 2時
