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ピンポーン
『はぁ、はぁ…』
息を切らしながらジョンウの家の玄関の前まで辿り着き、震える指を抑えつけてインターフォンを押した。
駄菓子屋の入り口は当然の事ながらに閉まっていたから、今日はジョンウの家の正面玄関に回ってみたのだけど
『留守かな…』
まさか居留守？家族揃って？
いやでも…よくみると家の明かりがついてない気が…
『………居ない、のかな…』
独り言を言いたくなるほど気持ちが昂っていた私はそのまま自分の足をいつの間にか、あの古びたベンチへと運んでいた
ギィィ…
ゆっくり腰を下ろせば、いつも通り渋い音が鳴る
はぁ…
『……………会いたかったなぁ』
「誰に？」
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勢いよく顔を上げると、真っ白のセットアップのスウェットを着て帽子を深く被ったジョンウが目に飛び込んでくる。
俯いたジョンウの表情は、キャップのつばのせいもあってよく見えない。
対して私の感情はここで絶頂に達してしまったようで、かろうじて見えるジョンウの伸びかけの前髪が風に揺らされているのを見ているだけで乾いた目が潤っていく
あぁ…
ダメだ、あんだけ意気込んでたくせに
どうして私はこんなにも、あなたを前にすると
一気に感情が溢れ出してしまうのだろう
________ポロ…
『ジョ、ジョンウぅ〜(泣)』
「………え？！泣いてる？！ちょっと待ってちょっと待って、今なにも持ってないから！あ、家にティッシュあるから持ってくるから、だから泣かないで待ってて、てか笑って待ってて！！」
こんな時でもジョンウの行動言動共にいつも通り意味不明で、それがより一層この状況を深刻化させる。ドバッと溢れ出てきたのは涙だけではなく、やっとジョンウの顔を見て話すことが出来た安心感も同時のようだった
『待って、ティッシュいらないから。もう、どこにも行かないで。私、ジョンウに話したいことがあるの』
どうか、届いてほしい
『ジョンウ、私ね…』
私史上、最低最悪でカッコ悪い
愛の告白を
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run(プロフ) - おもちさん» こちらこそ、そんな素敵なコメントをして下さりありがとうございます🥹🙏💓 (9月22日 16時) (
レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - 心温まる素敵なお話ありがとうございました😌💚 (9月15日 19時) (レス) @page49 id: db91ee34e8 (このIDを非表示/違反報告)
run(プロフ) - もちこさん» もちこさん！とても素敵で感動的なコメントありがとうございます😭めちゃくちゃ嬉しいです〜（ ; ; ）❤️これからももっともっといい作品を作っていきたいと思ってるので、是非よろしくです🙇♂️💙 (9月13日 9時) (レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
もちこ(プロフ) - 文字数の関係からいくつもコメントしてしまい失礼致しました💦 今後もrunさんの作品を楽しみに応援しております.......🙏🏻💚 (8月21日 1時) (レス) id: fa93449f5b (このIDを非表示/違反報告)
もちこ(プロフ) - 登場人物全員が魅力満点で、ずっとこの世界を眺めていたいなあと噛み締めております😂連載お疲れ様でした、本当に素敵な作品をありがとうございます！ずっと心に残り続ける大好きな作品です😭 (8月21日 1時) (レス) id: fa93449f5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：run | 作成日時：2023年1月23日 16時
