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『私、ジョンウとは友達でいたい…』
「ダメ。さっきも言ったけど、俺はAとこれ以上友達のままじゃいられない。そんな周りの奴らと同じ括りにされたくない。Aにもっと深く触れてみたいし、こうやって手を繋ぐだけじゃ、もう我慢できないんだよ」
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ジョンウは、どうして
最初の頃から今に至るまでずっと
私の何もない何かに、何かを落とし続けてくれるのだろう
自分を出すことは得意だけど他人を受け入れるのが少し苦手で、自分が言った冗談やおかしな行動で他人を笑わせるのが好きな彼
そのくせこちらが言った冗談は本気で受け止めて「何言ってんの？」と冷たく言い放たれたり酷い時はスルーされる事もザラにある
喜怒哀楽を上手に使いこなして、ある時は可愛いらしい大型犬のように尻尾を振り、またある時はあからさまに落ち込むいたいけな子犬のように尻尾を落とす
知れば知るほど魅力的で、もっともっと知りたいと思わせて来るキム・ジョンウという1人の男
しかし、今回彼が私の中に落として行ったものは
恐らく"地雷"だ
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「なに黙ってんの」
俯いて口を閉ざしてしまった私の顔を覗き込もうと首を捻らせるジョンウ。そんな彼に煽られれば煽られるほど、私は目を背けたくなってしまう
繋がれた手は暖かく、少し湿っぽい。そして、冷たい冬の風にも負けないほど私の頬は、真っ赤に火照りまくっている
『ちょっとゆっくり考えたい。突然すぎて今はまだ、混乱してるから…』
「うん、分かってる」
『あ、あのさ。前に言ってたジョンウの好きな人って、その…』
「あぁ、俺がミンジを好きって勝手に勘違いしてたことは気にしてないから。好きな子にされたら1番ショックな勘違いだったけど、俺ってそうゆうのすぐ忘れるじゃん？」
「………と、とにかく今日はもう帰るから！」
かなり根に持ってるようにしか思えぬジョンウの発言から逃げるようにようやく手を振り払った私は、あっ…と一言呟いて繋がれていた方の手を見つめるジョンウに背を向けた
臆病な私は、変わらないようにと守り続けていくことが正義だと思っていた自分と向き合うための時間が必要で。
去年と何も変わらない星空の下、白い息を吐き出しながら地面を蹴った
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run(プロフ) - おもちさん» こちらこそ、そんな素敵なコメントをして下さりありがとうございます🥹🙏💓 (9月22日 16時) (
レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - 心温まる素敵なお話ありがとうございました😌💚 (9月15日 19時) (レス) @page49 id: db91ee34e8 (このIDを非表示/違反報告)
run(プロフ) - もちこさん» もちこさん！とても素敵で感動的なコメントありがとうございます😭めちゃくちゃ嬉しいです〜（ ; ; ）❤️これからももっともっといい作品を作っていきたいと思ってるので、是非よろしくです🙇♂️💙 (9月13日 9時) (レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
もちこ(プロフ) - 文字数の関係からいくつもコメントしてしまい失礼致しました💦 今後もrunさんの作品を楽しみに応援しております.......🙏🏻💚 (8月21日 1時) (レス) id: fa93449f5b (このIDを非表示/違反報告)
もちこ(プロフ) - 登場人物全員が魅力満点で、ずっとこの世界を眺めていたいなあと噛み締めております😂連載お疲れ様でした、本当に素敵な作品をありがとうございます！ずっと心に残り続ける大好きな作品です😭 (8月21日 1時) (レス) id: fa93449f5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：run | 作成日時：2023年1月23日 16時
