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「最近さらに暑くなってきたよなー」
『……………。』
「あ、そういえば朗報。ついにこの夏、俺の部屋にエアコンがやってきます」
『……………。』
「これで今年の夏休みはAの部屋に入り浸らなくても大丈夫。逆にAが俺の部屋に入り浸れるよ？」
『………それは遠慮する』
学校から駅に向かう間中も、電車の中でも、そして最寄り駅から互いの家に向かっている今この瞬間ですら、ずっとこの調子でドンヒョクのマシンガントークに付き合わされている。
一体全体ドンヒョクは何故今日私と帰ろうとしていたのか、という疑問は未だに解けてなくて、話が全然入ってこない
『ねぇ』
「おう」
『ズバリ聞くけど、ドンヒョクがさっき言ってた私に話したいことってなに？いい加減本題入ってよ』
「あ、そーじゃんそーじゃん」
忘れてたわーなんて言いながら空を見上げて曖昧に微笑むドンヒョク。その横顔があまりにも綺麗で見惚れてしまう
夕陽に照らされてこんなにも美しくなれるのはきっと私が知ってる限りではこの世にドンヒョクしかいない。これでもかってほど目に焼き付けてしまいたくなるのが少し悔しい
_________トコトコトコ…ピタ……
すると、あと100メートルも歩けば私たちの家に着くというタイミングで突然ドンヒョクが足を止めた。
そんな彼に気付いて私も足を止め、半歩ほど後ろにいるドンヒョクを見ようと振り返る
『なんで急に止まるの？』
道路を走る車の音と蝉の鳴き声が、私たち2人の間を何度もこだまする。なぜなら、私の質問に答えずに口を閉ざして真剣な顔で見つめてくるドンヒョクがその状況を作り出しているからで。
ドンヒョクと私のワイシャツと髪の毛を少しだけ揺らすのは、夏本番に差し掛かろうとしている7月上旬の今日にもっともふさわしい生ぬるい風のせいだ
「……………。」
『……………。』
ほんの少し乱れた髪の毛を軽く整えようとする私を見つめるドンヒョク。なんだかいやに重い空気が流れ込んでくるみたいで少し焦る
「なぁお前、」
『な、なに』
やっと口を開いたドンヒョクの声が、少し低い。
平静を装いながら耳を傾ける私の頬をつたう汗が、首に向かって流れようとしていた
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「好きなやつって、誰だよ」
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run(プロフ) - ちょんぽむさん» わぁ（ ; ; ）♡そんな事を言って頂けて本当に光栄です🥹💓最後まで読んでいただけただけでも嬉しいのに沢山キュンもしてくれたんですね😭嬉しいです❤️ (10月21日 23時) (
レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - 完結お疲れ様でした…！runさんの書くドンヒョク良すぎるしお話も好きすぎていつも楽しく読ませて頂いてました🥹たくさんキュンしましたありがとうございました😭💕 (10月19日 10時) (レス) @page41 id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
run(プロフ) - Kikiさん» わぁKikiさんだ〜（ ; ; ）♡いつもコメント本当にありがとうございますぅ（ ; ; ）♡励みになるし、何より凄く嬉しいです♡これからも頑張ります(*^^*)♡ (10月5日 14時) (レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
Kiki(プロフ) - 完結したらコメントしようと思ってたんですけど無理でした(;_;)今回のお話もかわいくてめちゃくちゃ好きです〜(;_;)気早すぎますが次回作も楽しみです(;_;)💓 (10月5日 9時) (レス) id: 8611e65663 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：run | 作成日時：2023年6月8日 17時
