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「おはよ」
『あ、ユンア。おはよ』
次の日の朝、学校の下駄箱で上履きに履き替えているとたまたまユンアと会い教室まで一緒に向かう事に。「やっと金曜日だね」なんて会話をしながら2階にある私たちのクラスへと足を動かす。そう、これはよくあるなんてことない日常のワンシーン。
「うわ、見てよ。ドンヒョクってばまた女といるよ」
しかし、その名を聞くとたちまち私の日常はひっくり返る
「ほんとアイツ女好きだよね。嫌ーい」と、私の好きな人を嫌うユンア。でもユンアの言っている事は誤魔化しようのない事実だからなんとも言えない。でも、なんでそんなにもドンヒョクが嫌いなんだろう？
顔を上げると案の定1組の廊下の前で見せびらかすように女子生徒とかなり近い距離で会話をしているドンヒョクが目に飛び込んでくる。うわー頭ポンポンなんかしちゃって…などと思いながらそれを横目に流す
私はドンヒョクが好きだから本当はこんな光景見たくないけどもはや見慣れてしまったと言いますか。常に男女共に囲まれている彼に対してヤキモチを妬くことは時間の無駄だと気づいたのは実は最近なのだけど。
「はぁーなんで私らのクラスは2組なの。毎回毎回1組の前通りたくないんだけど」
『言えてる…「あ、Aちゃん！」
すると突然無駄に大きな声で誰かに名前を呼ばれ、懲りずに私は今日もまた振り向いてしまった
しかしいつもと違う点が一つあって、それは私の名を呼んだ人物の声があまりにも大きくて、ちょうど通りがかりにいたドンヒョクと女子生徒の視線が私と私の名を呼んだその人物に集中していて少し動揺してしまった
「昨日はどうもね、っていうかAちゃん俺のこと覚えてる？」
『？』
「ほら、昨日Aちゃんに告って振られたスンウだよ」
あ、思い出した
昨日の中庭の知らない男の人だ
「昨日は驚かせちゃってごめんね？あの後、告白するタイミング早かったかなって反省したんだよ。だから俺のこともっと知ってもらおうと思って色々考えたんだ。今日の放課後2人で遊ばない？」
ギュッ
その瞬間ゾワァと頭のてっぺんからつま先にかけて鳥肌が立ったのは、このスンウという男の顔は笑顔なのに私の手首を握る力が異常に強かったからで
「ねぇいいじゃん、行こうよ、ね？」
怖い、痛い、どうしよう、やばい、足が震えて動かない…
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「無理、行かない。てか離せよ」
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run(プロフ) - ちょんぽむさん» わぁ（ ; ; ）♡そんな事を言って頂けて本当に光栄です🥹💓最後まで読んでいただけただけでも嬉しいのに沢山キュンもしてくれたんですね😭嬉しいです❤️ (10月21日 23時) (
レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - 完結お疲れ様でした…！runさんの書くドンヒョク良すぎるしお話も好きすぎていつも楽しく読ませて頂いてました🥹たくさんキュンしましたありがとうございました😭💕 (10月19日 10時) (レス) @page41 id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
run(プロフ) - Kikiさん» わぁKikiさんだ〜（ ; ; ）♡いつもコメント本当にありがとうございますぅ（ ; ; ）♡励みになるし、何より凄く嬉しいです♡これからも頑張ります(*^^*)♡ (10月5日 14時) (レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
Kiki(プロフ) - 完結したらコメントしようと思ってたんですけど無理でした(;_;)今回のお話もかわいくてめちゃくちゃ好きです〜(;_;)気早すぎますが次回作も楽しみです(;_;)💓 (10月5日 9時) (レス) id: 8611e65663 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：run | 作成日時：2023年6月8日 17時
