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え、隣？なんで？
不思議に思って首を傾げながらドンヒョクを見ると、強くて芯のある瞳とパチッと合う。
あ、これ、拒否権とかないやつかな…
色々考えてると「早く来て」って言いながら自分の隣をボフンボフンと叩いて私を急かすドンヒョク。よく分からないまま取り敢えず立ち上がってベッドの上に腰を下ろす
「……………。」
『………なに、』
ドンヒョクと向かい合う形で座った私は、次にドンヒョクがどんな言葉を放つのかを静かに待っていたのだけど。
ジトーっと私を見つめるだけでなにも言わないから痺れを切らして質問してみれば、意を決したかのように大きく息を吸ったドンヒョク。
「……好き？」
『え、』
「Aは俺のこと、好きなの？」
『……………』
ギュンっと胸を掴まれたかのような感覚になったのは、ドンヒョクがあまりにも物欲しそうに私を見たからで。
『…………好きだよ、大好き』
その言葉をようやく口にできた喜びも
恥ずかしいのに胸を張っている自分自身にも
バクバクに加速しているのに心地のいい心音も
「俺も、Aの事がめっちゃ好き。俺たち付き合おう？」
ずっと、届かない
そう思っていたのは本当につい最近のことだったのに。
私を見つめるドンヒョクの目は、温かい太陽の光みたいにキラキラと輝いていて
それは私を女として見ているんだって思えば思うほど、胸がぎゅうっと締め付けられていく。
『い、いいの？私で…』
「バカなの？」
『な…！………バカだけどさ…』
「嘘だよ(笑)前にも言ったけど、俺はAだったから好きになったんだよ。Aとしか付き合いたくないの」
クスクス含み笑いをしながら話すドンヒョクを軽く睨む。
「ねぇどうなの？いいの？」と言いながら私の頬を優しく引っ張るドンヒョクの手を振り払って、『私でよければ』なんてカッコつけた言葉を放ってやれば、信じられないほどのキラキラスマイルを顔面に貼りつけて、「まじで？いいの？やっぱやめた！とかなしだよ？」と大声を出して毛布にくるまって暴れ出すドンヒョク。
そんな彼を静かに観察しながら私は、
自分の身に起きた素敵な今日の日の出来事を
一生忘れない、と胸に誓って笑顔を咲かせた。
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run(プロフ) - ちょんぽむさん» わぁ（ ; ; ）♡そんな事を言って頂けて本当に光栄です🥹💓最後まで読んでいただけただけでも嬉しいのに沢山キュンもしてくれたんですね😭嬉しいです❤️ (10月21日 23時) (
レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - 完結お疲れ様でした…！runさんの書くドンヒョク良すぎるしお話も好きすぎていつも楽しく読ませて頂いてました🥹たくさんキュンしましたありがとうございました😭💕 (10月19日 10時) (レス) @page41 id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
run(プロフ) - Kikiさん» わぁKikiさんだ〜（ ; ; ）♡いつもコメント本当にありがとうございますぅ（ ; ; ）♡励みになるし、何より凄く嬉しいです♡これからも頑張ります(*^^*)♡ (10月5日 14時) (レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
Kiki(プロフ) - 完結したらコメントしようと思ってたんですけど無理でした(;_;)今回のお話もかわいくてめちゃくちゃ好きです〜(;_;)気早すぎますが次回作も楽しみです(;_;)💓 (10月5日 9時) (レス) id: 8611e65663 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：run | 作成日時：2023年6月8日 17時
