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『私…だったから？』
「うん。そうだよ」
嘘つかないでよとか、またいつもの冗談でしょ？とか、いつもみたく言える空気じゃないぐらい今私の目の前にいるドンヒョクがあまりにも穏やかな雰囲気を発していて戸惑いが隠せない。
信じて良いのだろうか。私がずっと求めていたその言葉を軽々と言ってしまった、イドンヒョクという1人の男のことを。
『じゃあドンヒョクは、もしもお隣さんが私じゃなくてユンアだったら、こんなに仲良くなってなかったの？』
「あはは(笑)うんうん、なってないよ」
なんだろう、なんで笑ってるんだろう…
物凄くニコニコしているドンヒョクをじっと見つめながら軽く探偵気分な私。
その心の中を覗ければ、こんなに悩むことはないのに
『夜になったら私の部屋に入り浸ろうとするのも、一緒に映画を見ようって言ってきたのも、全部私だったから…？』
「そうそう(笑)合ってる合ってる(笑)」
いつの間にか離れていたドンヒョクの手は、笑いを堪えようと口を覆うために使われていてつくづく謎が深まる。
なにがそんなに楽しいの？なんだかその行動がまるで私をバカにしてるみたいで腹が立ってくる
『もういいよ、この話は終わり』
「なんで？もっと聞いてよ」
『いいってば。バカにしてるじゃん』
「してないよ。Aとこうゆう話しが出来て、今俺めっちゃ嬉しいよ」
『なにそれ、全然意味わかんないから』
グッと俯いて下唇を噛み締める。ドンヒョクが放つ言葉にいちいち反応して、徐々に顔が赤くなってることはバレてない事を祈ろう。
「ねぇ、」
『なに』
「こっち見てよ」
『やだ』
どんな意図があってそんな事を言ってくるのか分からないけど、今は絶対顔を合わせるわけには行かない。こんなに赤くなった顔を見られたらまた絶対にバカにされる。
「意地っ張り」
『………そうだよ、私はどーせ意地っ張りだよ。ドンヒョクの好みのタイプとは大違いだね』
「はは(笑)」
ほら、もうコイツは私が何を言っても笑うんだ。ただこの状況を楽しんでるだけなんだ。
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「俺の好みのタイプ知りたい？」
『だから知ってるってば』
困ったように笑いながら私を見つめて、再びゆっくりと口を開いたドンヒョク。
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「意地っ張りで天邪鬼で、それでいて世界で1番可愛いお隣さんなんだけど？」
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run(プロフ) - ちょんぽむさん» わぁ（ ; ; ）♡そんな事を言って頂けて本当に光栄です🥹💓最後まで読んでいただけただけでも嬉しいのに沢山キュンもしてくれたんですね😭嬉しいです❤️ (10月21日 23時) (
レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - 完結お疲れ様でした…！runさんの書くドンヒョク良すぎるしお話も好きすぎていつも楽しく読ませて頂いてました🥹たくさんキュンしましたありがとうございました😭💕 (10月19日 10時) (レス) @page41 id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
run(プロフ) - Kikiさん» わぁKikiさんだ〜（ ; ; ）♡いつもコメント本当にありがとうございますぅ（ ; ; ）♡励みになるし、何より凄く嬉しいです♡これからも頑張ります(*^^*)♡ (10月5日 14時) (レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
Kiki(プロフ) - 完結したらコメントしようと思ってたんですけど無理でした(;_;)今回のお話もかわいくてめちゃくちゃ好きです〜(;_;)気早すぎますが次回作も楽しみです(;_;)💓 (10月5日 9時) (レス) id: 8611e65663 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：run | 作成日時：2023年6月8日 17時
