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きっとドンヒョクは私のことなんてただのお隣さん程度の奴としか思っていない。私がどれだけオシャレをしようと、どれだけダイエットしようとも、彼は一度だって私に向かって、"可愛い"と言ってくれた事はないのだから。
そんなドンヒョクとの出会いは突然で、衝撃的なものだった。
あれは今から4年前の中学1年生の夏休み。
春にユンア達家族が引っ越してしまってからしばらく空き家だった隣の家に、とうとう誰かが引っ越してきた。8月5日、何年かに一度の猛暑と騒がれていたとんでもなく暑い日に。
家の中にいても聞こえてくる隣からのバタバタと騒がしい物音は少し耳障りで、あーあ、ユンア達の家なのになーなんて思っていた私はきっとこの時、大好きな幼馴染と物理的距離が離れてしまったことにかなりいじけていたのだと思う。
2階にある私のこの部屋の窓からは、隣の家のユンアの部屋だった場所がちょうどよく並行に位置している。加えて距離も近いからよくユンアとは夜になるとどちらからともなく窓を開けてノックをしあって、この窓から互いの家に行き来していた。
寂しいなぁなんて思いながら懐かしむように閉まったままのカーテンに手をかけゆっくりそれを解き放つ。同時に窓も一緒に開放させたのは、このムワンとした夏の匂いに私のモヤモヤした気持ちを預けてしまいたくて。
________ガラガラガラ…
「あ、こんにちは」
突然聞こえたやけに透き通る声に驚いてベッドから落ちそうになった。何故ならかつてユンアの部屋だった窓から綺麗に肌を焼いた男の子がこちらを見て微笑んでいたからだ
「えーお隣さんとこんなに近いんだ、プライバシーねぇじゃん」
なにこの人…なんて私が思ってる事などお構いなしに、ひひっと笑いながらTシャツの胸元をつまんで前後しながら「あちぃ〜俺の部屋まだエアコン届いてないんだよね、ありえないでしょ？もう8月なのに」なんて口にしていて、初対面とは到底思えない彼のおかしな距離感に言葉を失った
「てかさ、ここからそっちの部屋行けるよね？あ、もしかして君今ベッドの上にいる？なるほどね〜じゃあ俺もここにベット置こうかな」
『な、なんで？』
「あ、やっと喋った。これからよろしくね、お隣さん」
これが、ドンヒョクと交わした初めての会話。
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run(プロフ) - ちょんぽむさん» わぁ（ ; ; ）♡そんな事を言って頂けて本当に光栄です🥹💓最後まで読んでいただけただけでも嬉しいのに沢山キュンもしてくれたんですね😭嬉しいです❤️ (10月21日 23時) (
レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - 完結お疲れ様でした…！runさんの書くドンヒョク良すぎるしお話も好きすぎていつも楽しく読ませて頂いてました🥹たくさんキュンしましたありがとうございました😭💕 (10月19日 10時) (レス) @page41 id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
run(プロフ) - Kikiさん» わぁKikiさんだ〜（ ; ; ）♡いつもコメント本当にありがとうございますぅ（ ; ; ）♡励みになるし、何より凄く嬉しいです♡これからも頑張ります(*^^*)♡ (10月5日 14時) (レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
Kiki(プロフ) - 完結したらコメントしようと思ってたんですけど無理でした(;_;)今回のお話もかわいくてめちゃくちゃ好きです〜(;_;)気早すぎますが次回作も楽しみです(;_;)💓 (10月5日 9時) (レス) id: 8611e65663 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：run | 作成日時：2023年6月8日 17時
