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_______"「今まで俺のこと守ろうとしてくれてありがとう。でももう、大丈夫だから」"
それは、どういう意味？
守るってなに？私がドンヒョクを？
いったい、なにを言ってるの？
シンっと静まり返った図書室には、夕焼けのオレンジ色の光が差し込んでいて、私の右手を握るドンヒョクの手の力がどんどん強くなっていくにつれ、緊張感も増していく。
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「ユンアから全部聞いたよ。て言うより、俺が無理矢理聞き出したんだけどね」
その瞬間、フワッと私の思考が記憶を遡った
ぐるぐる駆け巡るのは、二年前の事件の全貌。
『な、なんのこと？』
「……………………2年前、リアと北高校のやつらに脅されたって」
誤魔化そうにも私の言葉をフルシカトして現実を突きつけてくるドンヒョクによってそれは無駄な足掻きだとすぐに理解するも、素直に『はいそうです』と頷けるわけもなくて。
『あのね、黙ってたのには事情があって…』
「………………………」
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あ、ダメだ…。下手な事言わないように言葉を選びながら慎重に説明したいのに、上手く声を出せない
目線を泳がしまくる私に視線を送り続けてくるドンヒョク。その目を見てしまったら、もう絶対に言い逃れはできないことはなんとなく分かる。
「なにも言わなくていいよ。わかってるから」
分かってる？なにが？
慌ててドンヒョクの瞳を見つめる。
バチッと合った視線は、やっぱり私の心をグラングランに揺らす。悲しみと怒りとが沢山混ざり合った瞳の色は、私が知るドンヒョクの熱い視線とは違っていて。
それでも
違うよ、そうじゃないよって、どうしても伝えたくて。
だって、ドンヒョクはなにも分かってないから。
私がドンヒョクと距離を置いた理由には、2年前の事件のことが勿論原因だけど、良いきっかけだと思っていたのも事実だった。それはユンアにも誰にも言ったことがない秘事として私の中に閉まってた思い
「ごめん、泣かせたいわけじゃないんだ」
首をフルフルと左右に振ることしか出来ないのが悔しい。私だって泣きたくないのに、なんでいつも勝手に涙は出ちゃうんだろう。
ドンヒョクが好きで好きで、"ただの女の子"になりたかったから、離れれば意識してもらえるんじゃないかとか、そんな馬鹿げた期待をしていたなんて、口が裂けても言えない。
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run(プロフ) - ちょんぽむさん» わぁ（ ; ; ）♡そんな事を言って頂けて本当に光栄です🥹💓最後まで読んでいただけただけでも嬉しいのに沢山キュンもしてくれたんですね😭嬉しいです❤️ (10月21日 23時) (
レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - 完結お疲れ様でした…！runさんの書くドンヒョク良すぎるしお話も好きすぎていつも楽しく読ませて頂いてました🥹たくさんキュンしましたありがとうございました😭💕 (10月19日 10時) (レス) @page41 id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
run(プロフ) - Kikiさん» わぁKikiさんだ〜（ ; ; ）♡いつもコメント本当にありがとうございますぅ（ ; ; ）♡励みになるし、何より凄く嬉しいです♡これからも頑張ります(*^^*)♡ (10月5日 14時) (レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
Kiki(プロフ) - 完結したらコメントしようと思ってたんですけど無理でした(;_;)今回のお話もかわいくてめちゃくちゃ好きです〜(;_;)気早すぎますが次回作も楽しみです(;_;)💓 (10月5日 9時) (レス) id: 8611e65663 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：run | 作成日時：2023年6月8日 17時
