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「俺が、出てあげる？」
え？と思っている間も無く私の手からスマホを取り上げた彼はそのまま通話ボタンのスイッチを押したようで、なんならご丁寧にスピーカーにしている
「A？！今どこ？！ちょっと話あるんだけど今すぐ！！！！」
開口一番に物凄い大きな声で喋るドンヒョクは、走ってるのかとても息を切らしていて音割れも凄い。いったい何事だと思ってちょっと心配になった私は、不思議な彼からスマホを取り返そうと一歩前へ足を踏み出しながら手を伸ばすと、簡単に振り払われてしまった。
「あ、ドンヒョクー俺俺。」
「は？男？誰だお前」
「ちょっと落ち着きなよ、てかこの子がAちゃんなの？凄い偶然」
「ちょ、！その声と喋りかた、お前ロンジュンだな！今すぐそこ行くから待って…」
_________ブツッ…
ドンヒョクが喋っているのを通話終了ボタンと共に終わらせる彼は、なぜか凄く面倒臭そうな顔をしている。よく分からないけど、とりあえずこの不思議な彼は、多分ドンヒョクの友達なのだろう
『あの、スマホ…。返してくれませんか？』
「あっごめんね。あいつがあまりにもうるさいからつい電話切っちゃった」
『それは大丈夫なんですけど…。ドンヒョクと友達ですか？』
「うーん、友達ってより、去年も今年も同じクラスになっただけの、ただのクラスメイトだよ。あ、俺ロンジュン」
ははっと笑いながら再び私にスマホを差し出して来た彼、ロンジュンさんは続けて口を動かす。
「ドンヒョクの相手するの疲れない？家隣なんでしょ？」
『はい…でももう慣れました』
「凄いねーAちゃん。俺は無理だなぁ、毎日アイツと話してるとストレス溜まっておかしくなりそうでさ」
さっきはドンヒョクと友達じゃないみたいな事言ってたのに、どう見ても仲良さそうな感じがするのは気のせい？もしかしてロンジュンさんて、ツンデレなのかな？
『ふふ…(笑)仲良いんですね。ドンヒョクと』
________ガラガラガラッ！！
「やっぱここにいた！！やー！ロンジュナー！…って…A今笑ってた？」
力一杯開かれたドアの先では、息を切らしたドンヒョクが何やら意味不明なことを叫んでいたり、かと思えば驚いた顔をしていたりして凄く忙しそう。てか、なんで私たちが図書室にいるって分かったんだろう？
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run(プロフ) - ちょんぽむさん» わぁ（ ; ; ）♡そんな事を言って頂けて本当に光栄です🥹💓最後まで読んでいただけただけでも嬉しいのに沢山キュンもしてくれたんですね😭嬉しいです❤️ (10月21日 23時) (
レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - 完結お疲れ様でした…！runさんの書くドンヒョク良すぎるしお話も好きすぎていつも楽しく読ませて頂いてました🥹たくさんキュンしましたありがとうございました😭💕 (10月19日 10時) (レス) @page41 id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
run(プロフ) - Kikiさん» わぁKikiさんだ〜（ ; ; ）♡いつもコメント本当にありがとうございますぅ（ ; ; ）♡励みになるし、何より凄く嬉しいです♡これからも頑張ります(*^^*)♡ (10月5日 14時) (レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
Kiki(プロフ) - 完結したらコメントしようと思ってたんですけど無理でした(;_;)今回のお話もかわいくてめちゃくちゃ好きです〜(;_;)気早すぎますが次回作も楽しみです(;_;)💓 (10月5日 9時) (レス) id: 8611e65663 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：run | 作成日時：2023年6月8日 17時
