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『あれ…？』
図書室での用事が終わって教室へと戻ってきたら、ユンアの姿が何処にも見当たらない。
1人でキョロキョロしていると、ユンアと仲の良い女の子に「ユンアならドンヒョク君とどっか行ったよ」なんて言われて、ちょっとびっくり。
私を挟んで３人で会話する事はあってもユンアとドンヒョクが2人で話すことなんて今まで一度も見たことない。それに2年前のあの日以降は３人で話すことすらもなくなって、なんならユンアはドンヒョクの事が嫌いな感じだったし。
どうしたんだろう。なんかあったのかな？取り敢えずユンアに連絡してみようかな、と思ったところで、スカートのポケットにスマホが入ってない事に気がつく。
もしかしたら図書室に忘れたかもと思い、すぐに図書室へとＵターン。
________ガラガラガラ
さっきまでは何人か生徒達がいたのに、ドアを開けた瞬間にシンッと静まり返ってる図書室を見るに、もう人1人居ないみたい。
そんなことよりスマホスマホ。さっき本を返した時に落としたのかもしれないからあっちかな？と思い、心当たりのある場所へと向かった、その時
「もしかして"これ"探してます？」
突然後ろから声がして、パッと振り返ると
程よく制服を着崩している背の低い男子生徒が私のスマホを差し出していた。
『あ、私の…です』
「なら良かった」
ん！と言いながら固まる私の前に今一度スマホを差し出してくる。それを見てハッとした私はすぐに彼の手からスマホを受け取ると『ありがとうございます』とお礼をした。
「ここの入り口で落ちてるの見つけて、今さっき拾ったんだ」
彼が言う"ここ"とは、図書室で間違いないのだろう。私ってばそんなところでスマホを落として本当に鈍臭い。
ふんわり笑いながら「危なかったね、君が図書室に入る瞬間をたまたま見たから職員室に届けるのやめて、一か八かにかけたんだよね」と言う彼。なんか、今まで見てきた男子生徒とは違う、独特な雰囲気がある人だなぁ、と思ってると突然、私の手に握られたスマホが電子音を奏でた。画面を確認すると、つい、声が漏れる
『あ…ドンヒョクだ…』
「え、ドンヒョク？」
『え？』
prrrrr…！prrrrr…！prrrrr…！
私を見つめる彼の瞳がわずかに揺れ、何かを話そうしている。対して私の方は、急かすように鳴り続ける着信音と、名前も知らない彼との間でどうすれば良いのかわからず、その場で固まるしかなくて。
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run(プロフ) - ちょんぽむさん» わぁ（ ; ; ）♡そんな事を言って頂けて本当に光栄です🥹💓最後まで読んでいただけただけでも嬉しいのに沢山キュンもしてくれたんですね😭嬉しいです❤️ (10月21日 23時) (
レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - 完結お疲れ様でした…！runさんの書くドンヒョク良すぎるしお話も好きすぎていつも楽しく読ませて頂いてました🥹たくさんキュンしましたありがとうございました😭💕 (10月19日 10時) (レス) @page41 id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
run(プロフ) - Kikiさん» わぁKikiさんだ〜（ ; ; ）♡いつもコメント本当にありがとうございますぅ（ ; ; ）♡励みになるし、何より凄く嬉しいです♡これからも頑張ります(*^^*)♡ (10月5日 14時) (レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
Kiki(プロフ) - 完結したらコメントしようと思ってたんですけど無理でした(;_;)今回のお話もかわいくてめちゃくちゃ好きです〜(;_;)気早すぎますが次回作も楽しみです(;_;)💓 (10月5日 9時) (レス) id: 8611e65663 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：run | 作成日時：2023年6月8日 17時
