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多分あの日からだと思う。
Aがドンヒョクを好きだって、私が身をもって体験したあの日から
私は、ドンヒョクが大嫌いになった
まぁこれは、言わばただの嫉妬。
「ユンア、ちょっといい？」
なんて、昔のことを考えていたら
まさかの噂のアイツが私の名前を呼んでいるから驚いた。
放課後の教室では何人かの生徒達が暇を持て余し談笑をしていて、その輪の中に私もいたのだけど。
ドアの方でスクール鞄をリュックのように背負いながら立っているアイツの存在が、私達の会話をピタッと止める。
「え、ユンア呼ばれてるよ」
「嘘〜1組のドンヒョク君と知り合いなの？羨ましい」
なんて、女子生徒達がコソコソと喋り出す。1番鬱陶しいのは、「ねぇユンアー来てーはーやーくー」とか言いながらドアの前でジタバタしているアイツだ
「Aは？」
「図書室に本返してくるから待っててって言われて…」
なんだ、Aに用事ね
「言っとくけど、今日はAと一緒に帰らせないよ？私達この後夜ご飯食べに行くんだから」
「あ、うん。それは良いんだけど、俺はユンアに話があって…」
え、それはそれで珍しいし面倒臭い。と思いながらも、廊下で話してるとやけに目立っちゃうから(ドンヒョクのせいで)場所を変えて中庭に移動する。
「さっそくだけど、2年前の事聞いてもいい？」
「……なんのこと？」
「誤魔化すなよ。Aが俺から離れようとした日のこと、ユンアはなんか知ってるんでしょ？」
今さらその話？なんで？
まぁ、理由がどうであれ教えられないけど。
「Aに聞けば？」
「無理。アイツ頑固だし素直じゃないから絶対本当の事言わないし」
「とにかく私は知らないから」
「……………………………新作のスニーカー」
「は？」
「お前が好きなブランドの新作のスニーカー。数量限定のやつ」
「そ、それがどうしたって？」
「俺………待ってるよ。Aから聞いたけど、ユンア抽選外れてゲット出来なかったんでしょ？」
ちょっと待って、私がそんなスニーカー１つでAとの大切な約束を簡単に破るとでも思ってるの？
甘いのよ考えが。
そうやって甘すぎるから、逆にAに守られてる事にも気付けないのよ
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「………分かった、教える」
「おーサンキュー」
A、ごめん
私初めて、あんたとの約束破っちゃった。
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run(プロフ) - ちょんぽむさん» わぁ（ ; ; ）♡そんな事を言って頂けて本当に光栄です🥹💓最後まで読んでいただけただけでも嬉しいのに沢山キュンもしてくれたんですね😭嬉しいです❤️ (10月21日 23時) (
レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - 完結お疲れ様でした…！runさんの書くドンヒョク良すぎるしお話も好きすぎていつも楽しく読ませて頂いてました🥹たくさんキュンしましたありがとうございました😭💕 (10月19日 10時) (レス) @page41 id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
run(プロフ) - Kikiさん» わぁKikiさんだ〜（ ; ; ）♡いつもコメント本当にありがとうございますぅ（ ; ; ）♡励みになるし、何より凄く嬉しいです♡これからも頑張ります(*^^*)♡ (10月5日 14時) (レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
Kiki(プロフ) - 完結したらコメントしようと思ってたんですけど無理でした(;_;)今回のお話もかわいくてめちゃくちゃ好きです〜(;_;)気早すぎますが次回作も楽しみです(;_;)💓 (10月5日 9時) (レス) id: 8611e65663 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：run | 作成日時：2023年6月8日 17時
