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私の親は私が小さい時から今に至るまで必ず毎日私に"可愛い"と言ってくれる。私のおばあちゃんも、隣の家のおばさんも、学校の先生もクラスの子たちも、そして知らない顔の人たちにだって私は毎日、"可愛い"と。
「ちょ、ドンヒョク！！お前ん家ってAちゃん家と隣なの？！」
「だったらなんだよ、てかテンションあがんな」
彼を取り巻く知らない顔をした男の子たちが一斉に私を見る。その視線があまりにも息苦しくて、意を決して彼らの横を通り過ぎようと止めていた足をゆっくりと動かした
その時
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「A、あんまり遅くまでフラフラすんなよ」
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軽くパーマをあて茶色に染まったその髪の毛
そこからは柑橘系のワックスの匂いが私の鼻をかすめる
普段は高いその声が、少しだけ低くなり
何を考えてるのか分からない控えめな微笑みと、優しい眼差しが交差して
私と言う存在を最も簡単に粉々に壊してしまいそうな、そんな人
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ねぇ、ドンヒョガ
いつになったら
「あとお前、スカート短くね？」
私を見てくれる？
「それから、放課後は誰に呼び出されても行かなくていいって言っただろ。今日も中庭で告られてんの見たけど？」
違う、違うよドンヒョク
私は、あなたにそんなこと言われたいんじゃない
『ドンヒョクには、関係ない』
言い逃げなんて、カッコ悪いけど。
彼の周りにいる知らない顔の男の子たちの視線が痛かったし、なによりドンヒョクがイラッとした顔をしたのを私は見逃さなかった
走り出した足は、すぐさま自分の家の玄関の目の前まで私の体を運んでくれた
「おいA、明日…」
_____________バタン！！！！
ドンヒョクが何か言いかけていたのをわざと遮るように、家の中に入りドアを閉めた。
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あぁ、私って本当に可愛くない
あのね、
ドンヒョク…
私はただ
あなただけに
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可愛いって言われれば大満足で
好きって言われたら死んでもいいって思ってる
そんな、単純で馬鹿な
ただの女なんだよ
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run(プロフ) - ちょんぽむさん» わぁ（ ; ; ）♡そんな事を言って頂けて本当に光栄です🥹💓最後まで読んでいただけただけでも嬉しいのに沢山キュンもしてくれたんですね😭嬉しいです❤️ (10月21日 23時) (
レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - 完結お疲れ様でした…！runさんの書くドンヒョク良すぎるしお話も好きすぎていつも楽しく読ませて頂いてました🥹たくさんキュンしましたありがとうございました😭💕 (10月19日 10時) (レス) @page41 id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
run(プロフ) - Kikiさん» わぁKikiさんだ〜（ ; ; ）♡いつもコメント本当にありがとうございますぅ（ ; ; ）♡励みになるし、何より凄く嬉しいです♡これからも頑張ります(*^^*)♡ (10月5日 14時) (レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
Kiki(プロフ) - 完結したらコメントしようと思ってたんですけど無理でした(;_;)今回のお話もかわいくてめちゃくちゃ好きです〜(;_;)気早すぎますが次回作も楽しみです(;_;)💓 (10月5日 9時) (レス) id: 8611e65663 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：run | 作成日時：2023年6月8日 17時
