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毎日、バカみたいに考えてた
"「可愛いね」"って、ドンヒョクが簡単に口にするその言葉は、いつになったら私に向けられるのだろう、と。
そもそもドンヒョクの好みが全く絞れなくて、
髪が長い子や短い子
スタイルがいい子や背の低い子など
今までいろんな系統の女の子にもすぐに"可愛い"って言ってるのを何回も見てきた。逆にストライクゾーンどんだけ広いんだよって感じだし。でも私には一度も言ってくれない。
私は、顔は可愛い。これはナルシストとかじゃなくて、かつてミスコンに選ばれたり読モも少しやっていた母の遺伝だ。父曰く、昔の若かった母に私はそっくりらしい。
私が中学になってすぐに両親は事業を始めて、2人で海外に飛び回ることが多くなった。だから私はその頃から家で1人でいる事が増えた。別に、寂しいとかじゃない。お母さんは毎日電話してくれるし、電話口で「Aは可愛いから大丈夫。私の自慢の娘よ」っていつも言ってくれる。だから、頑張らなきゃって思った。1人で何でもできるようにならなくちゃって。
なのに、ドンヒョクのそばにいると
張り詰めていた糸が切られたような感じになってしまう
「これからは夜中でもいいから、なんかあったら俺にすぐ電話して」
最初は、どちらかと言うと嫌いだったのに。
「Aがお隣さんでよかった。だって、Aがまたこうして泣いた時は俺が1番に駆けつけれるじゃん？」
今はもう、おかしくなりそうなほど大好きな人になってる。
ドンヒョクの口から溢れる言葉は、軽いようで、全然軽くない。ちゃんと重みがあって、温もりもある。
そして何より、嘘がないの。昔からずっとそう
だから、好きになってしまった。
好きになるなって方が無理だった。
でも、ドンヒョクにとって私は所詮ただのお隣さん。そのレッテルがどうしようもなく邪魔だった。ドンヒョクに可愛いと言われた女の子達みたいに、私もただの女の子になりたかった。それに重なるように、同じ時期にある事件が起きて。
「ねぇ、この際だから聞くんだけど」
『え、やだ。好きな人なら教えないよ』
「違うよ、いや違くないわ、それは後で聞くし」
『じゃあなに？』
「ずっと聞こうと思ってたんだけど、どうせA、教えてくれないと思ってたからずっと聞けなくて」
『だからなにが？』
「うん。あのさ、なんであの時………」
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_______________"「俺から離れようとしたの？」"
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run(プロフ) - ちょんぽむさん» わぁ（ ; ; ）♡そんな事を言って頂けて本当に光栄です🥹💓最後まで読んでいただけただけでも嬉しいのに沢山キュンもしてくれたんですね😭嬉しいです❤️ (10月21日 23時) (
レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - 完結お疲れ様でした…！runさんの書くドンヒョク良すぎるしお話も好きすぎていつも楽しく読ませて頂いてました🥹たくさんキュンしましたありがとうございました😭💕 (10月19日 10時) (レス) @page41 id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
run(プロフ) - Kikiさん» わぁKikiさんだ〜（ ; ; ）♡いつもコメント本当にありがとうございますぅ（ ; ; ）♡励みになるし、何より凄く嬉しいです♡これからも頑張ります(*^^*)♡ (10月5日 14時) (レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
Kiki(プロフ) - 完結したらコメントしようと思ってたんですけど無理でした(;_;)今回のお話もかわいくてめちゃくちゃ好きです〜(;_;)気早すぎますが次回作も楽しみです(;_;)💓 (10月5日 9時) (レス) id: 8611e65663 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：run | 作成日時：2023年6月8日 17時
