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「え…？」
目を大きく見開き驚いた顔で私を見るドンヒョク。それはそうだ、こんな突然おかしなこと言うなんて普段の私なら絶対しない。でも、ドンヒョクの顔を見た瞬間安心したのか何なのかドバドバと私の目からは涙が溢れて止まらなくて。
早くちゃんと言わなきゃ。私の家の周りでスンウがウロウロしてるって言わなきゃ
焦れば焦るほど涙は止まらない。ダメなのに、私がしっかりしなくちゃだめなのに。
『あ、あのね、うぅぅ…グスッ』
「待って、今そっちいくから」
『え？』
それは一瞬だった。窓の淵に足を引っ掛けたドンヒョクが、物凄い勢いをつけながら私の部屋に入ろうと飛んだのだ。そして窓のすぐ真下にあった私のベッドの上にボフンっと音を立てて落下して、ちょっと驚いた顔をしながら
「良かったー、A部屋なんにも変わってなくて。ベットの位置変わってたら俺床にダイブしてたじゃん」
なんて言って笑っている。
その笑顔は本当に太陽みたいで、一気に私の心も部屋も暖かくなっていくようで。
「で、どうした？なんかあった？」
私のベッドの上に座るドンヒョクと、同じくベッドの上にいる私。
何とも近い距離感と、真っ暗な部屋。こんな状況だというのに違う意味でドキドキしてしまう
『あのね、さっきから家の周りに…グスッ…ス、スンウが…』
「え？！まじで言ってんの？！ストーカーじゃん！」
『……グスッ。わかんないけど怖くて…』
瞬間、フワッと私は何かに包まれる。
その正体は、頬にあたる感触から察するに
今私は恐らくドンヒョクの胸の中にいる
「怖かったでしょ？俺のせいだ、ごめん」
なに言ってるの？ドンヒョクはなにも悪くないじゃん
「俺が今日学校であいつを煽ったから…。もっと上手くやってれば良かった」
違う、私が悪いんだよ。しっかりしてない私が…
「今日は俺が朝まで一緒にいるから大丈夫。あ、てか警察呼ぼう？これは犯罪だ不法侵入だ不法侵入！ついでに俺の親にも連絡して面倒いことは任せよう」
朝までなにするー？映画みるー？ゲームするー？なんて言いながらやけに楽しそうなのはどうしてなの？そしてずっと強く私を抱き締めてくれてるのはどうして？
なにを考えてるかまるで分からないドンヒョクだけど、一つだけ確かに分かるのは
先程までの恐怖心なんかは消えていて、自分でもびっくりするぐらい安心しながらドンヒョクの胸に身を委ねている私が存在していることだけだ
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run(プロフ) - ちょんぽむさん» わぁ（ ; ; ）♡そんな事を言って頂けて本当に光栄です🥹💓最後まで読んでいただけただけでも嬉しいのに沢山キュンもしてくれたんですね😭嬉しいです❤️ (10月21日 23時) (
レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - 完結お疲れ様でした…！runさんの書くドンヒョク良すぎるしお話も好きすぎていつも楽しく読ませて頂いてました🥹たくさんキュンしましたありがとうございました😭💕 (10月19日 10時) (レス) @page41 id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
run(プロフ) - Kikiさん» わぁKikiさんだ〜（ ; ; ）♡いつもコメント本当にありがとうございますぅ（ ; ; ）♡励みになるし、何より凄く嬉しいです♡これからも頑張ります(*^^*)♡ (10月5日 14時) (レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
Kiki(プロフ) - 完結したらコメントしようと思ってたんですけど無理でした(;_;)今回のお話もかわいくてめちゃくちゃ好きです〜(;_;)気早すぎますが次回作も楽しみです(;_;)💓 (10月5日 9時) (レス) id: 8611e65663 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：run | 作成日時：2023年6月8日 17時
