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その後の記憶は曖昧で、いつの間にかお風呂から上がっていた私はまだ20時だと言うのに部屋の明かりを消してベッドの上に寝そべっていた。
『あぁ、疲れた』
今日は色々な事がありすぎた。
スンウって男は怖かったし、ドンヒョクはなんかいつもより強引だったし。
明日は、平和な1日になればいいなぁ…
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__ジャリ、ジャリ、ジャリ
『………？』
ウトウトしていたら突然外から砂利を踏むような音が聞こえきて、不思議に思った私は眠い目を擦りながらカーテンを少し開けて、外の様子を確認した。
『え？！』
私の家の敷居は全て砂利で囲まれている。
外は真っ暗でよく見えないから何度も目を凝らしていると、ようやく目が慣れてきたのか砂利を踏んでいる者の正体がハッキリとしてきて、その瞬間全身身震いしながら小さな声を上げてしまった。だって、その人物には見覚えがあったから。
震える手で枕の下からスマホを抜き取る。
その間もずっと私の心臓はバクバクと鼓膜を貫く。
見間違えじゃない、あれは確実にアイツだ。
とにかく警察…？いや、まずはお母さんに電話…
『ダメだ、お母さんに心配かけちゃう』
________ジャリ、ジャリ
足音は止むことなく、私の家の周りで鳴り響く。
家に入ってこられたらどうしよう、あれ？鍵かけたっけ？
ドバドバも冷や汗が私の背中を侵食する。ジュワァっと目に涙が溜まっていく感覚が邪魔で、強めに何度も擦る。ここで泣いてもなんにもならないのに、不安や恐怖と一緒に自然と涙が出てきてしまう
あ、そうだ、ドンヒョクに…と思ったところで考えるのをやめた。だって、さっきあんな感じで別れたばかりだし。今日は窓叩かないでって言っちゃったし。
こんな緊急事態においても変な意地が私を取り巻いて、バカみたいだ
__コンコン
しかし、その瞬間
私の窓からノック音が鳴った
こんな時間に2階にあるこの窓を叩く人物なんて、1人しかいない。
__コンコン、コンコン
いつもの私だったら、このノック音が激しくなってきてようやく窓を開けるんだけど
もうこの時すでに私の精神状態は限界を迎えていて
的確な判断なんて到底できるはずもなかったから
___ガラガラガラッ！！！
「あ、起きてた？」
『ドンヒョク…！助けて…！』
不覚にも私は
ドンヒョクに助けを求めて
ドンヒョクの前で
泣いてしまっていた
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run(プロフ) - ちょんぽむさん» わぁ（ ; ; ）♡そんな事を言って頂けて本当に光栄です🥹💓最後まで読んでいただけただけでも嬉しいのに沢山キュンもしてくれたんですね😭嬉しいです❤️ (10月21日 23時) (
レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - 完結お疲れ様でした…！runさんの書くドンヒョク良すぎるしお話も好きすぎていつも楽しく読ませて頂いてました🥹たくさんキュンしましたありがとうございました😭💕 (10月19日 10時) (レス) @page41 id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
run(プロフ) - Kikiさん» わぁKikiさんだ〜（ ; ; ）♡いつもコメント本当にありがとうございますぅ（ ; ; ）♡励みになるし、何より凄く嬉しいです♡これからも頑張ります(*^^*)♡ (10月5日 14時) (レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
Kiki(プロフ) - 完結したらコメントしようと思ってたんですけど無理でした(;_;)今回のお話もかわいくてめちゃくちゃ好きです〜(;_;)気早すぎますが次回作も楽しみです(;_;)💓 (10月5日 9時) (レス) id: 8611e65663 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：run | 作成日時：2023年6月8日 17時
