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「ねぇ……ちょっとあれ……Aちゃんの知り合い？」
最近ハマったと言う若社長が出てくるドラマの話をワイン片手に楽しそうに繰り広げていたジョンウさんが、急に話題を変えるや否や
目を大きく見開いてガラス張りの向こうに広がる大通りを指差している
心なしか少し怯えているようにも見えるその姿に戸惑いつつも、彼の目線を追うように私も大通りの方へと目をやった
『…………きゃっ』
つい悲鳴をあげて両手で目を覆ってしまったのは、その光景があまりにも愕然とする物だったからだ
このお店を囲むガラスの外から張り付くように体をくっつけながらこちらを凝視している人間？のような…いや、恐らく人間で間違いない。なぜなら大通りで歩く人達がその異様な物を肝を潰した顔で見ているからだ
「ねぇめっちゃこっち見てるよ」
『なんですかあれ絶対変な人ですよ！』
「待って待ってお店の中に入ってきたよ、うわうわこっち来た」
未だに目を伏せたままの私は、ジョンウさんの白熱とした実況中継にビビって行くと同時に心拍が上がっていく
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「A……ここで何してんの」
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その声に俯いていた顔を勢いよく上げたのは
「ド、ドンヒョク？！」
良く知っている人の声だったからだ
なんで彼がここに居るのかと言う疑問はさておき、さっきあのガラスにへばり付いていた変人はまさかの友達であった事に驚きを隠せない
「え、Aちゃんの知り合い？」
「はい。Aの彼氏です」
『ちょ、何言ってんの…』
わざと低い声を出すドンヒョクは、ジョンウさんの質問に食い気味で返している
そんな彼の"彼氏"発言に少し驚いた顔を覗かせたジョンウさんだったけど、すぐにニコッと笑顔を作った
「へぇ〜残念だけど俺もAと付き合ってるんだよね」
「なっ……！おいA！ジェミナはどうしたんだよ！」
「ちなみに君はジェミナ？」
「はぁ？俺はイドンヒョクだよ！」
「なるほど…つまり君はAちゃんの彼氏じゃないんだね？」
「あっ…………コ、コイツ……デキる」
誰か教えてほしい
この状況で笑うのを我慢できる人が
果たしているのかどうかを
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run(プロフ) - hkrさん» ありがとうございます（ ; ; ）途中作品が消えてしまってご迷惑をおかけしました（ ; ; ）大学編楽しみにしててください♡ (2022年11月29日 10時) (
レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
run(プロフ) - ephemeral7287さん» 楽しみにしててくれてありがとうございます♡大学編間も無く始まりますので少々お待ちを〜♡ (2022年11月29日 10時) (レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
run(プロフ) - wakaさん» わーい♡コメントいつもありがとうございます！大学編楽しみに待ってて下さい♡ (2022年11月29日 10時) (レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
run(プロフ) - まゆえまさん» うわお嬉しいお言葉♡ありがとうございます！大学編準備中ですので少々お待ちくださいね♡ (2022年11月29日 10時) (レス) id: 8f6ebbdacb (このIDを非表示/違反報告)
hkr(プロフ) - 完結おめでとうございます！そして、大学編楽しみにしてます🤍 これからも更新頑張ってください！！ (2022年11月29日 1時) (レス) @page41 id: fcc5d5eeb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：run | 作成日時：2022年11月18日 14時
