彼のオッドアイの瞳に隠された秘密

プロローグ ページ1

俺は今、触れて欲しくない話題を話している

触れて欲しくない話題、それは………

俺のオッドアイの理由についてだ

俺はオッドアイの理由に触れて欲しくなかった

それは、俺の過去に繋がっている

まぁまだ言わないけどな？

士門「おい、天馬？聞いてるか？」

と疑うような瞳で天馬の方をジ〜と見つめる

天馬は少し距離を引いて拳を胸に当てる

天馬「聞いてるよ！俺をなんだと思ってんだ！」

と自信満々に言う

でも一方士門は引いたような瞳で

士門「単純バカ？」

と言う士門に天馬は「おい！」とツッコミ

天馬「俺はお前よりも年上だからな！」

と言う天馬だがそれはまだ中学生くらいの女の子にも見える

だがこんな事を言ったら………大体は検討がつく

士門「で、お前がオッドアイの理由は？」

と話をずらしたがまた戻ってしまった

しょうがなく天馬はこう言う

天馬「然る時がきたら言う！」

と言い張る

士門「………………」

この時、士門は言葉では言わず心の中でこう言った

絶対に天馬の秘密を暴くと

でも、天馬はこの秘密を知られた事はない

そもそも言ってはならないことだから

言ったら最後………………

ゴボンッ

言わねぇよ？

言うのは然る時がきてからだ

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