過去ー半年前 ページ22
呪詛師と呪霊をぶっとばす中、私は過去におきたあのことを思い出した……
走馬灯って奴じゃないけど…
正直、あれはおもだしたくねえけど…
あれは私のおちめにすぎないかった
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百鬼夜行
特級呪詛師・夏油傑が2017年12月24日の日没直後に新宿と京都にそれぞれ1,000体の呪いを放ち、非術師を皆殺しにしようとした未曾有の呪術テロのこと
しかし、五条悟に聞いた本来の目的は当時一年生の乙骨憂太を呪術高専で孤立させること
夏油は各地の戦闘をミゲルなど仲間たちに任せ、単身呪術高専へ乗り込み、乙骨と激しい戦闘を繰り広げた
乙骨を殺し、彼に憑く特級過呪怨霊 祈本里香を取り込みたかった夏油だったが、返り討ちにあい、満身創痍で逃走中に親友の五条悟に発見されトドメを刺された
つまりは純愛の力で勝ったといっていい
私は聞いただけなので見てはいない
だがまだ夏油が死んだということはまだあの時は知らなかった
そうーー私に襲撃するまでは…
あの時、私が非術師が囚われている帳を解除してとりあえず解除しながら特級をぶっ飛ばし続けていた時の話だ
学校でやっと人質を全員、助けたあと
「やぁ」
「夏油?」
何故こんなところにいるのだろう
脳内で一定時間、フリーズした
その瞬間
「!?」
右目から鮮血がまう
私は痛みと同時に後ろに下がる
「こんなところで五条悟と並ぶ君が失踪して教師をしているとは思わなかったよ。いや、呪霊に探させてよかった…」
夏油…
いや、夏油じゃない何者かが私の右目の眼球を何かの箱に入れてホルマリン漬けのようにして持っていた
「あんた、誰?夏油じゃない」
「なんでわかった?そうだ。あいつは親友の五条悟にやられて殺されているよ」
「なるほど.私の元同級生の肉体を弄んでるってことか…五条悟、ちゃんと埋葬しなかったってことか…」
親友だった男の体は自分でやりたかったんだな
「そうだ。まぁ、こいつの術式は魅力がある。五条悟に礼をいおう。そして、我々の作戦には君の身体の一部があるのでありがたく使わせてもらおう」
「なっ…!」
「安心するといい。この眼球は君と感覚を共有することができる。例えば…痛みとかね」
眼球に触れられ痛みが耐えられなくなる
「ではまたあおう…最凶」
私はそして、その時、大切なものを奪われた
まさか、これが五条悟の封印に使われるとは思いもよらなかった
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ましゅふわ - 本当にありがとうございます!!!私のワガママですみません!!! (2020年11月13日 21時) (レス) id: d8537287d4 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅふわ - またリクエストすみません!!!次は、夢主生存ルート書いて頂けないでしょうか?お願いします!!! (2020年11月12日 22時) (レス) id: d8537287d4 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅふわ - ふおおおおおぉぉおおおおお!!!!ありがとうございます!!! (2020年11月8日 22時) (レス) id: d8537287d4 (このIDを非表示/違反報告)
不思議の国の有栖さん(プロフ) - わかりました (2020年11月7日 21時) (レス) id: a768fd0174 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅふわ - 完結おめでとうございます!!!お願いがあるのですが、完結後の五条先生の反応が気になるので、番外編てきな物を見ていたいです!!! (2020年11月7日 20時) (レス) id: d8537287d4 (このIDを非表示/違反報告)
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