#運命なんて… @Nishijima ページ5
「えー、宇野ちゃんお姉ちゃんいるん？」
「え、そうだけど。知らなかったの？」
楽屋で盛り上がっていると、そう言う與と宇野ちゃんの声が聞こえた。そういえば、宇野ちゃんはお姉さんが一人いた気がする。何でも、「頭良くて、落ち着いてて、大人で、完璧なお姉ちゃん！」らしい。宇野ちゃんの誕生日には、紫の袋にプレゼントを入れて毎年贈ってくれるらしい。
「会いたい！」
「ええ……お姉ちゃん忙しいからなー」
会わせたくなーい、っていうオーラを出しまくっている宇野ちゃん。宇野ちゃんはお姉さんのことが大好きで、一回お姉さんが彼氏に振られた(正確には振ったらしい)時には、「その男、今度しばいとく」と言っていた。
「俺も会いたい！」
「宇野のお姉さんなら会ってみてー」
「俺も会ってみたいな」
すると、それまで会話を聞いていた直也くん、秀太、日高が会話に混ざってきた。宇野ちゃんの表情に困惑の色が見える。
「今度メンバーで会いに行ってみる？ ねぇ宇野ちゃん」
「……ったく。お姉ちゃんがダメっつったらダメだかんね！」
仕方なく、宇野ちゃんはお姉さんに聞いてくれて、結果、お姉さんもオッケーということになり、今度のオフの日に会いに行く、ということになった。宇野ちゃんは少し不満そうだったけど。
この時に止めていれば、彼女に会うことにはならなかったのかな。
続く
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Black Magic - (端末が違うのでIDが違います、紛らわしくてごめんなさい) (2020年12月11日 17時) (
レス) id: dcecbbb041 (このIDを非表示/違反報告)
Black Magic - この作品はすべてフィクションであり実在する団体や人物とは無関係です。もう更新は致しませんがこちらの作品を愛してくださった皆さん、ありがとうございました！ (2020年12月11日 17時) (レス) id: dcecbbb041 (このIDを非表示/違反報告)
Black Magic - ゆなさん» コメントありがとう。更新頑張ります。 (2019年1月16日 14時) (レス) id: a0d01e4382 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - こんにちわ。続きが気になって仕方がありません。楽しみに待ってます。 (2018年11月18日 13時) (レス) id: 1e3e43fc2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Black Magic | 作成日時：2018年10月13日 22時
