リボーン　～復讐の刃が折れる時…～ (ページ42)

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ウォルシュの勘ページ42

レ「ウォルシュ。ウォルシュ、起きてください!!」

ウ「グー…。」

どうしても起きないウォルシュを蹴飛ばし、起こした。

ウ「ってぇ…何だよ。」

レ「何か…聞こえませんか…？」

ウ「ん？…!!Aの部屋からだ!!」

私達はすぐにAの部屋に行った。

レ「A!!大丈夫ですか!?」

そこにAの姿はなかった。窓が空いていた。すぐに、ベランダに出ると、

道路に、Aらしき人影が見えた。私は、玄関からすぐに後を追ったが、

見失ってしまった。

レ「…。Aは一体…」

ウ「あいつのことだからな。」

レ「!?Aがどこにいるのか知っているのですか!?早くいいなさい!!」

ウ「わ、分かったから拳しまってくれよ!!お前のパンチ、痛ぇんだよ!!」

私は、いつの間にか(ココ、注目)手のひらをグーにして、ウォルシュに

向けていた。(あぁ…私、いつからこんなに暴力的に…(泣))

ウ「あいつが考えることだと…おそらく、声が出せるようになりたいと

思ってるはずだ。でも、あいつは声が出ない。そして、俺たちに見られたく

ない…ってことは、人通りがない場所。そして、ここからあまり遠くない。

そして、どういう方法で出そうとしてるのか…大体は想像できる…

そのことを考えると、近くに家が無い場所…つまり…」

レ「…山の高台ですね。きっと。行きましょう、。」

ウ「多分な。」

山「ま、待てって、何もしねぇから…」

貴「離して…離し…て…。」

山「今、何やって…」

貴「…。」

私は黙った。言うつもりがないから。でも、手を離してくれない。

そんな時…

ウ「A!!」

レ「大丈夫ですか!?A…。!?」

二人は私を見て、息をのんだ。…まぁ、首から血がでてるから当たり前か…

レ「…まさか…貴方…。また…」

レミが彼を睨んだ。彼はその瞬間、私の手を離した。