リボーン　～復讐の刃が折れる時…～ (ページ39)

今日:25 hit、昨日:0 hit、合計:56,153 hit

俺たちの…せい？ページ39

声を…失った…?

つまり…それは…声が出ない…？

それがなんで俺たちのせいに…？

ツ「…とりあえず、帰ろうか…」

俺たちはそれぞれ家へ向かった。

ウ「ったく、あいつら人としてどうなんだ!?」

レ「ウォルシュ。今そんなこと言っても仕方がありません。その前に、解決

策を考えましょう。」

ウ「大丈夫かA?…ちょっと腫れてるな…シップ貼っとくぞ。」

レミとウォルシュは私の声と生活を元に戻すため、いろいろ考えてくれた。

そのうち、時間もたち、気が付くと外はもうすっかり暗くなっていた。

レ「あら、もう、こんなに時間がたっていたのですね。では、お夕飯を

作りましょう。A、手伝ってくれますか？」

私はうなずき、キッチンに向かうレミの後を追った。

…

夕飯を食べ、私は押入れから布団を出した。

なぜか入っていた二枚の布団と毛布を引いた。

私はベッドだが、二人はベッドはAのベッドだから、Aが使えば

いい。と、言ってくれたため、私はベッド。さらに、二人はリビングで

寝るらしい。なんでも、ウォルシュは男で女子と同じ部屋に寝させる訳には

いかない…らしい。そんなウォルシュが何をするか分からないから

同じリビングでレミも寝るらしい。…全く、何を考えているのか

…分からない。

レ「A、何かあったらウォルシュか私を起こしてください。私はすぐ

起きますので。ウォルシュが起きなかった場合、顔を踏みつけて結構ですよ」

ウ「なんだよその差。」

そして、寝た。

その日の夜…

俺はただなんとなく夜の道を散歩していた。親父にはランニングに行く

と言ったが走ってはすぐ歩き、また走ってはすぐに歩いた。

何がしたいのかはよく分からなかったが、ずっとそれを繰り返していた。

そして、山の高台に行ってみた。暗くて不気味だが、なぜか戻ろうとは

思わなかった。そして、到着した。すると…