リボーン　～復讐の刃が折れる時…～ (ページ36)

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真実をみつけられない。ページ36

レ「あ、Aは学校にかばんを置いてきてしまいましたよね？」

私はうなずいた。

レ「では、私が取って来ましょう。」

レミはそういうと、さっそく出かけてしまった。

二時間目の休み時間、俺は山本達と話をしていた。そこに…

先「君!!なにしてるんだ!!」

先生の怒声が聞こえた。どんどん野次馬が集まってくる。俺も見にいった。

そこには、同じ年くらいの、緑色の髪をした女の人が先生の反対を押し切って

このクラスに近づいてきた。

?「申し訳ございませんが、少しどいてもらえますか?忘れ物を取りに来た

だけなのですが。」

先「君は、ここの学校の生徒じゃないだろ。」

?「あら、ここじゃないですか。では…失礼します。」

ツ「(うわ…強引なひとだな…)」

すると、その女の人は、菊潟さんの荷物を持つと、教室を出て行こうとした。

喜「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!!」

?「はい。何でしょうか。」

喜「貴方…誰よ。菊潟さんのお知り合い??」

?「そうです。私は家族です。何か。」

喜田川さんは少し笑って言った。

喜「貴方の家のAさんに私、いじめられたのよ。そっちからも何か

言ってもらえないかしら??」

?「そうですか。しかし、私は真実をすべて、しっています。すべて、です。」

喜「そ、それはどういう事かしら??」

?「さぁ、どういうことでしょうね。」

獄「てめぇ、さっさと言えよ!!!」

?「横暴ですね。そして、乱暴。頭と顔だけ、ですか。真実を見つけられない

方に教えるなど、私の気が失せます。」

山「名前はなんて言うのな？」

?「…何故、答えなくてはならないのかは疑問ですが、答えましょう。レミです

。レミ・ミルティ。これでよろしいですか？」

ツ「待ってよ。だって、証拠がココにあるよ。これが真実じゃないか!!」

レ「はぁ…さっきも言いましたが「真実を見つけられない方に教えるなど私の

気が失せる」と。では、失礼させていただきます。」

そういって、レミさんは帰ってしまった。

すごく、気が強そうなひとだったな…。

でも…いったい…真実って…?

真実を…見つけられていないのか…?

俺は…