リボーン　～復讐の刃が折れる時…～ (ページ23)

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私はずっと泣いた。ページ23

昼休み～

京「菊潟さん。一緒にお昼食べない?」

貴「う、うん。」

～lunchタイム～

京「わぁ～!!そのおかずおしいそうだね～!!」

貴「(…どうしよう…もう、名前で呼んでもらっても…いいかもしれない…

でも、もし…裏切られたら…)」

京「菊潟さん??」

貴「あ、ごめん…(^_^;)考え事してた。」

京「?相談ならいつでものるよ!!」

貴「…うん。ありがと(微笑」

京「(ﾆｺｯどういたしまして!」

貴「あ、あのさ、笹川さん…」

京「あ、私は、京子でいいよ!!」

貴「わ、私も…Aって呼んで…?」

京子は驚いたような表情だった。…まぁ、いきなり一人用が「私」になった

んだからね…驚いてもおかしくないか…

貴「ごめん。私、信じられる人の前でしか、私って言わないんだ…

いままで、皆をちゃんと信じて無かった…だけど、私…もう、信じたい…」

私は話している途中からもう、泣いていた。信じられなかった過去に後悔して

…本当のことを言えてうれしかったから…京子は優しい目で私を見ていて

くれたから…いろんな意味があって、涙があふれた。

貴「私…いつか裏切られるって…怖かった…でも、今…信じても…大丈夫

なような気がして…でも、なんか…まだ完全に信じるのは怖いっていうか…

まだ出来なくて…ごめん…ごめんなさい…」

京「…そっか…ありがとうね。本当のこと話してくれて…信じられないのは

当然だと思うよ?いままで助けてあげられなかったんだもん。だから…

ゆっくりでいいから信じて欲しいな。」

私はずっと泣いた。信じられない自分に怒りをもったから。

私はずっと泣いた。京子が真実を受け入れてくれたから。

私はずっと泣いた。皆も私を信じてくれたから。

私はずっと泣いた。私も皆を少しだが信じることが出来たから…。

　－私はずっと泣て、甘えた。こんな日々は続かないと…思ったから。－