リボーン　～復讐の刃が折れる時…～ (ページ12)

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お兄ちゃんページ12

…誰かが私の名前をよぶ…誰だっけ…?

?「A…起ろー。早くしないと朝飯抜きだぞー。」

私はすぐに起きる。頭がボー…っとする。

?「ったく…ほら、メシ、出来たぞ。早く食え。」

私は声の主の顔を見て、息をのんだ。

貴「…お兄ちゃん……?」

カクリ・ブラッド…私の義兄ちゃんだ。

カ「全く…どうしたんだ。昨日はあんなに早く寝たじゃねぇか。」

お兄ちゃんは…確か…7年前に…

カ「A??どうしたんだ?まだ寝ぼけてるのか??ｗｗ」

…シンダ…ハズ……ジャア…イマ…マエニイルノハ…

貴「お兄…ちゃん…だよね…??」

カ「何言ってるんだよｗｗじゃあ、俺は何だってンダ?」

そうだよ…きっと、悪い夢を見ていたんだ。沢田綱吉って人間も、きっと

夢の中の人物だったんだよ。きっと。それで、お兄ちゃんが死んだっていうのも

きっと夢の中の出来事で…

カ「Aよく聞けよ。」

私の思いを察したかのように、お兄ちゃんが言った。

カ「サワダツナヨシっていう人物は、お前の味方だ。だから、信じて

いいんだぞ。分かったな??」

私はうなづいた。お兄ちゃんの言うことだからきっとそうなのだろう。

私は沢田綱吉を信じる。私がお兄ちゃんを信じてるから。

カ「あとな…今、これは…」

お兄ちゃんは少しためらっていった。なんとなく…なんとなく分かっていた

けど…真実を受け入れるのがこんなにもつらいことなんだと初めて知った。

カ「…これは夢だ。兄ちゃんはもう死んだ。」

貴「…分かってる。でも、お兄ちゃんは私をみまもっててくれるよね…？」

お兄ちゃんは「当たり前だ」と言わんばかりに笑顔を作った。

貴「あとね…お兄ちゃんがくれたお守り…壊れちゃった…ごめんなさい。」

カ「…全部見てたよ…でも、あいつらが助けてくれるはずだ。それまでの

我慢だ。つらいからって…人を傷つけるなよ…？」

貴「…うん!!…お兄ちゃん…ありがと…」

私の真上から光が差し込んだ。私は「夢」から覚めようと、目を閉じた。

でも、お兄ちゃんと離れるのは寂しい。だから、帰り際に私は…

涙を流した。

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なんかお兄さんとAさんの会話ばかりですみません。

思った以上に文を稼いじゃって…(←言い訳)