第七話 拒否 ページ9
天から来たわけでもないのに天に帰っていただくだなんて言ってたけど要するに殺したって事でしょ。
ほんとにホラーじゃん。
「話は変わるがお主は『忍たま乱太郎』若しくは『落第忍者乱太郎』というものを知っておるか?」
「さあ?存じ上げませんね〜。」
「ほう、そうか…他の天女様方は『忍たま乱太郎』は国民的な『あにめ』だと言っていたのじゃが…」
さっきから私が天女だと言う体で話が進んでる。
まあ流石に南蛮人って嘘はきついか。服装全然違うし。
「ならここにいる人間の事も分からんじゃろう?」
あぁ、そう言うことか。
私以外の天女は全員この世界じゃないとこから来てるんだ。
彼女達にとってここは想像の世界、私たちで言う二次元と同じ。
だからこの時代の人間のことを知ってる。
なるほどね。
だったら外の世界から来た人間を演じた方がやりやすい。
「あーいややっぱり覚えてました〜。そんなに詳しくはないんですけど!天女で間違いないっぽいですね〜私も!」
「そうじゃったか。なら身寄りもないじゃろう。お主はここで住みなさ「あ、結構です〜」はえ?」
「私、町でアルバイトしようと思ってるので。このご時世ですし戦で帰る家がないとでも言えば誤魔化せるでしょう。住み込みのとことかありますかねぇ…」
「それにそうすればお互い不快な気持ちにならずに生活できますでしょう?」
この提案は流石に予想していなかったのかざわざわし始めた。
何このしてやった感。
52人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うん! - ほうじ茶さん» お褒め頂きありがとうございます。これからも楽しんでいただけると幸いです (1月21日 2時) (レス) id: 7fb5738de5 (このIDを非表示/違反報告)
ほうじ茶 - 今まで読んだ天女作品の中でダントツ面白いです!こういう性格の子好きです (1月18日 23時) (レス) id: 47dba8b665 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:うん! | 作成日時:2023年12月24日 1時