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毛「今なんでもかんでもDNA なんですよ。警察署同士で競ってますからね。DNA のサンプル数を！」
書類整理をすること数10分。今日の解剖のノルマは終わったらしくミコトさんたちはオフィスでご遺体の身元の判明について話し合っていた。
勝つと、なんか貰えたりするのだろうか。
木「競って勝つと、良いことあるんですか？」
私の気持ちを代弁するかのように、手帳にメモを取りながら兄さんがきく。
毛「こんなにやってますよーって言いたがり。」
夏「いるのよねー言いたいだけの人。」
貴「いますねぇ。何をするわけでもなくただ、得意気に威張るだけの人。」
毛「でも、全国民のDNA を登録している訳じゃないんですからね！」
毛利さんがぼやく。
神「特に災害時多くの方が亡くなったときに必要なのが刃による個人識別です。」
お茶を運んでくれた神倉さんも話に加わっていたところ、ミコトさんが不思議そうに近づいてきた。
ミ「ね、おか、おかお母さん...何してるの...？」
夏「木林さんに呼ばれたの。」
兄さんがフッと、鼻で笑った。いや、笑ったのか、相づちなのかはっきりしない。
神倉さんがミコトさんに訴訟の件について説明をする。
夏「こっちはこっちでやるから気にしないで。」
ミ「はーい。」
ミコトさんが少し呆れながらも、納得しかけたその時。
夏「それより！木林さんも毛利さんも独身、なんですねぇ！」
急に名前を出された二人は曖昧な笑みを浮かべる。
先程結婚してるかどうか聞いたのはやっぱりミコトさんの相手を探そうとしているかららしい。
夏「まわりにこんなに素敵な方たちがいらっしゃるなんて！！！」
歓喜した様子で話始める夏代さん。
ミ「は？何言ってんの！？」
ミコトさんが、困惑するなか、とうの二人は
木「ちっとも。」
といいつつ。眼鏡を外す兄さん。キメ顔。
おい。
毛「そうでもないですよ。」
口調とは裏腹ににやけ顔の、毛利さん。
美人には弱いなぁ。
ミ「ほんと、そうでもないよ。お母さん！」
にこにこしている夏代さんをミコトさんが引っ張っていった。
そうでもないよが、ガチトーンだった。
可愛そうに毛利さん。ついでに兄さん。
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かな - 楽しみにしています (2018年4月4日 8時) (
レス) id: 10db5b09d6 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 青龍 葵さん» ありがとうございます。中堂さんも好きなので、どうもっていくかまだ、迷ってます。 そうですね、漢字が分からなかったので平仮名にしてしまいました。直しておきます。ご指摘ありがとうございます！ (2018年3月25日 9時) (レス) id: d1c67d956e (このIDを非表示/違反報告)
青龍 葵(プロフ) - 木林さんの妹設定（性格も似ている）は読んだことが無かったので面白かったです！ちょっぴり中堂さん寄りかな？とか思いつつ次回の更新を楽しみにしてます。因みに少し気になったのですが、P32の「糀谷夕希子」の名前が平仮名なのは漢字が分からなかったのでしょうか？ (2018年3月24日 17時) (レス) id: a3d4cc2e55 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 柊マイン☆さん» すいません、直しておきました。ご指摘ありがとうございます。 (2018年3月20日 19時) (レス) id: d1c67d956e (このIDを非表示/違反報告)
柊マイン☆(プロフ) - 何度もすいません。ご遺体は亡くなられた方の名前を、になってますよ (2018年3月19日 21時) (レス) id: cfb5e10ae4 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2018年3月14日 13時
